特殊清掃の厳しい修業に耐えて起業

インタビュアー 名高達男(俳優)
松田 もともと私は実家の飲食店を手伝っていて、有名店でも修業し、独立に向けて準備を進めていたんです。ただ、その矢先にコロナ禍に突入してしまい、状況が落ち着くまで生活費を稼ぐためにアルバイトで特殊清掃を始めました。ところが、困っているお客様を助けて「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただける毎日に大きなやりがいを感じるようになりまして。すっかりごみ屋敷清掃や特殊清掃に魅了された私は、この道で突き進もうと決意しました。
名高 急場しのぎの仕事だった特殊清掃に、生きがいを感じるようになったわけですね。
松田 そうなんです。作業の技術を教えてくれるオーナーの指導は軍隊の訓練のように厳しいものでした。その苦業に耐え抜き、あらゆる技術を磨いた私は2021年8月にM.Aクリーンを創業したんです。現在は法人化を果たして、日々進化する薬剤や技術の研究を怠らずに事業に邁進しております。