厚い信頼と実績を誇る
総合的な解体工事会社

何よりもモラルを重んじ、誠実さを示す

石黒　ほかにもお仕事のうえで、佐々木会長が大切にしておられることがあれば教えてください。

佐々木　最も大切なのはモラルを重視し、ルールを遵守することですね。最近では改善されてきたとはいえ、建設業界は昔からいわゆる3Kや、怖い職人が多そうといった、ネガティブなイメージがまだまだ一般に根強くあります。そのようなイメージを払拭し、お客様や一般の方々から信用をいただくためにも、モラルや礼儀を重んじることが大事だと考えています。

石黒　モラルを重んじることは、人とのつながりやご縁にも深くかかわってくると思います。相手に誠実さを伝えることで、つながりもより強固なものになるでしょうからね。

佐々木　ええ、私もそう思います。また、社会的な信用を得るためにも、弊社のような解体工事業者も一般的な会社と同じであると示すため、弊社では社員全員が社会保険に加入し、給料も年俸制にしているんですよ。

石黒　それは建設業界の中では非常に珍しいのでは？　建設業の職人さんというと日給制というイメージがありました。

佐々木　確かに建設業界では珍しいかもしれません。ただ、私はこの業界で働く若い世代の社員たちにも、将来に希望を持ってもらいたいと考えています。例えば、家を建てたり車を買ったりする際にも、ある程度の信用がなければなかなかローンが組めません。社会保険や社内の制度をしっかりと整備し、会社自体のブランド力をつければ世間的な信用も得られますからね。

石黒　素晴らしいです。社員の皆さんにも佐々木会長のお考えが根付いているのではないかと思います。

佐々木　そうですね。社員たちも規律をしっかりと守って取り組んでくれていますし、私自身、非常に統率の取れた会社であると自負しています。また、そのためにも、弊社では社員同士が積極的にコミュニケーションを図れるよう推進しているんです。例えば、休憩時間にスマートフォンでゲームなどをしていると社員同士で話す機会も少なくなってしまいますよね。そこで休憩時間中もできる限り話し合って情報交換するなどの取り組みを行っています。そうすることで社内の規律はもちろん、仕事の精度や技術力の向上にもつながっているんですよ。