自社の仕事とマネージャー、二足のわらじ
松田 そうなんですよ。ここでの対談で必ず出てくる話題で、彼は高校の同級生でして。一緒にラグビー部で汗を流した大親友です。卒業後も縁が続き自然とマネージャー業をすることになりました。
内山 私も何度か武田さんにお会いしたことがあります。では、マネージャーは今の消防用設備の仕事に就く前にされていたのですか?
松田 いいえ、今の仕事と同時進行でやっていましたね。休みが全然取れませんでしたよ。K-1の試合のときはマスコミの対応や、客席の配置などのスポンサーの方々の対応、販売グッズの管理が大変だったものの、たくさんの人に出逢い勉強させていただき、自分の原点となる、大変貴重な経験ができました。
内山 ああ、席決めは難しいですよね。この人はこちら、あの人はあちらと私も自分でやっていた時期がありました。理想的な配置にできたらパズルがきちんとハマったような嬉しさがありますよね(笑)。
松田 そうなんです! 武田は観客の人たちをとても大事にする人間で、彼の気持ちに応えたかったですし、私自身の仕事にも、かなりの影響を受けました。