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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

日々新たな進化を続ける 排水処理設備の専門業者
ディンク株式会社 代表取締役社長 礒部薫

 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後、広告代理店などに勤務する。結婚と子育てを経て、2006年に父が創業したディンク(株)に入社。2013年に代表取締役社長に就任した。段ボール用インキの製造事業とともに段ボール製造工場向け排水処理設備の分野にも注力。2021年からは排水処理設備の事業に特化した専門業者となり、2022年から設備の耐久性を向上させるための塗装施工のサービスを開始した。【ホームページ
 
 
 
段ボール製造工場で排出される廃水の処理設備の設計・施工・販売する企業として、業界内で広く知られるディンク株式会社。段ボール用インキメーカーとしての実績をいかした排水処理技術は高く評価されており、全国各地の工場で施工を行っている。2022年からは設備の耐久性を向上させる画期的な新たなサービスも開始した。代表取締役社長の礒部薫氏は、年々進化を続ける同社をいかに導いているのか。事業に対する思いを聞いた。
 
 
 

新たなメンバーを加え、新サービスも開始

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 排水処理設備の施工やメンテナンスなどの事業を行うディンク株式会社さん。B-plusにはなんと6回目の登場ですね。本日は礒部社長と、その次男で設備部所属の礒部亮至さん、そして設備部主任の財津啓太さんにお話をお聞きします。これまでB-plusのインタビュアーとして、八木裕氏、濱中治氏、狩野恵輔氏と、それぞれ阪神タイガースOBのバトンがつながり、今年2022年は私がおうかがいすることとなりました(笑)。
 
礒部(薫) まさに阪神オールスターズですね(笑)。本当に嬉しい限りです!
 
今岡 私も楽しみにしていましたよ! ただ、私自身は礒部社長とお話するのは初めてですので、まずは礒部社長の歩みから教えてください。
 
礒部(薫) 私は大阪府立大学工学部船舶工学科、現在の海洋システム工学科を卒業後、広告代理店に入社しました。その後、結婚を機に退職し、3児の子育てを経て、2006年に父が創業したこの会社に入社したんです。そして、2013年に父から経営を受け継ぎ、現在に至ります。
 
今岡 前回、登場していただいた長男の和希さんに続き、次男の亮至さんも入社されたほか、お聞きしたところでは、新たに開始したサービスもあるとか。どんどん進化していくディンクさんの魅力に、より詳しく迫っていきたいと思います!