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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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いじめに遭うなどつらい少年時代を過ごす

 
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矢部 裁判所には、本当にさまざまな理由で相談や手続きに訪れる方がいるのでしょうね。そのような方々の対応をするには、相応の実務経験やノウハウも必要だと思います。そんな裁判所書記官を務めるようになるまで、坂本代表はどんな学生時代をお過ごしだったんでしょうか?
 
坂本 決して満足のいく学校時代とは言えませんでした。実は、小学生から中学生頃まで、身体的な特徴などを理由にいじめに遭っていたんですよ。両親や教師にも相談できず、つらい毎日を送っていました。その影響で性格も引っ込み思案になり、何事にも自信が持てず、授業もろくに理解できなかったので、成績も振るいませんでした。
 
矢部 そんな過去があったんですね・・・。私も同じく、学生時代にいじめを受けていた経験があるので、そのお気持ちは良くわかります。私の場合は、とにかくその状況から脱しようと故郷の北海道を離れて上京し、芸能界に飛び込みました。厳しい世界ではあるものの、周囲の方々が私をフラットに見てくださり、努力した分だけ評価していただけたんです。私自身を認めてくれたことが嬉しくて、すごく前向きになれました。
 
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坂本 きっと矢部さんは芸能界で良い出会いがあったのでしょうね。という私も、中学時代の高校受験を控えた頃に、とても良い出会いがあったんですよ。私の親戚で、当時大学生だった方が家庭教師をしてくれて、その先生の勉強の教え方がとても上手で、私の成績も見る見る上達し、次第に自信もついていったんです。念願の志望校にも進学でき、高校では親しい友人も多くできました。友人の影響で洋楽ロックに興味を持ち、独学でドラムを叩くようになりまして。現在でも、趣味でバンド活動もしているんですよ。この道を切り開いてくれた、あの先生は一生の恩人ですし、ロックやドラムに出合えたことも生きる活力になりました。
 
矢部 素敵なエピソードですね。私も坂本代表も、つらい過去をバネに努力したからこそ今があるのではないかと思いますよ。