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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

市街化調整区域に特化! 兄弟で支え合う不動産会社
GiveRe株式会社 代表取締役 吉本貴光

 
プロフィール 千葉県出身。学業修了後、父が経営する不動産会社に就職する。一度、他社でも経験を積んだ後に、あらためて父の会社に戻る。その後、父の事業を受け継ぐ形で弟の貴大氏と共に独立。GiveRe株式会社を立ち上げて、2021年1月から経営を開始した。現在は、土地や建物の売買、仲介、賃貸などの業務を幅広く行い、特に市街化調整区域の物件に注力している。【ホームページ
 
 
 
神奈川県茅ケ崎市のGiveRe株式会社は、20代の若い兄弟が経営する不動産会社である。代表取締役を務める吉本貴光氏と、専務取締役を務める弟の吉本貴大氏は、経営者であった亡き父の意志を継ぎ、独立に至り二人三脚で事業を行っている。そんな同社は、市街化調整区域の不動産の取り扱いに注力しているという。市街化調整区域の土地とはどのようなものなのか。その特徴をたずねるとともに、吉本兄弟の仕事に対する熱い思いを存分に聞いた。
 
 
 

市街化調整区域の不動産に特化

 
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インタビュアー 鎮西寿々歌(タレント)
鎮西 神奈川県茅ヶ崎市で不動産業を営む、GiveRe株式会社の吉本貴光社長と吉本貴大専務にお話をうかがいます。お二人はご兄弟で、貴光社長がお兄様でいらっしゃるそうですね。お聞きしたところでは、どちらもこれまで不動産業一筋だとか。
 
吉本(貴大) そうですね。ただ、私はこの業界に入る以前はアパレル店でアルバイトをしていましたので、真の意味での一筋は、兄のほうだと思います。
 
吉本(貴光) 確かに、私は高校を卒業してすぐに父が経営していた不動産会社に就職して以来、不動産業界に身を置いているので一筋と言えるでしょうね。
 
鎮西 もともとお父様が不動産会社を経営していらっしゃったんですか?
 
吉本(貴大) ええ。私もアルバイト時代に宅地建物取引士の資格を取得し、父の会社に入社したんですよ。時期は異なるものの、互いに父の会社の外でもノウハウを身につけたいと考え、別の不動産会社に転職した経験もあります。その後、父が亡くなったことで我々が事業を受け継ぎ、兄と共に独立に至り、今年2021年1月から経営を開始しました。現在は、土地や建物の売買、仲介、賃貸などの業務を幅広く行っており、特に市街化調整区域の物件について注力しています。
 
鎮西 市街化調整区域の不動産とはどんなものなんでしょう。詳しくお聞きしていきたいと思います!