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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

創業40年の水道工事業 大切なものを守るために
株式会社加藤興業 代表取締役社長 加藤繁

 
プロフィール 東京都出身。20歳で鳶職人となるも、親方の引退を機に約2年で退職。父が1980年に創業した(株)加藤興業に入社し、2014年に2代目に就任。水道管の耐震化工事と水漏れを補修する漏水修理工事を2本柱に、過去最高益を更新中。元請け企業からも厚い信頼を得ている。全工事現場で、「こどもSOS・こども110番」という見守り活動も実施し、地域貢献にも誠実に尽力している。【ホームページ
 
 
 
人の身体の約60%は「水」と言われ、水を一滴も取らないと4~5日程度で脱水症状が起こり命は危険にさらされる。そして、震災や干ばつなどの天災は、いつ誰に降りかかってくるかわからない。水はライフラインとして必要不可欠であり、その供給が止まってはならないのだ。株式会社加藤興業の代表取締役社長・加藤繁氏は、私たちが日々当たり前に飲んでいる生活水が止まらぬよう、実直な取り組みで下支えしてくれている。
 
 
 

ワンストップ水道工事で元請けの信頼を得る

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 埼玉県和光市の加藤興業さんにお邪魔しています。東京都練馬区にも支店を持ち、水道工事を手がけているそうですね。従業員の方にも活気があり、順調に事業を拡大されている印象を受けましたよ。
 
加藤 元請け様のおかげです。高品質な施工で元請け様との信頼関係を保ちつつ、人の営みに欠かせない「水」というライフラインをお守りするのが私どもの仕事です。
 
石黒 おっしゃる通り、水は最重要インフラで、非常に社会貢献度の高いお仕事だと思います。水道工事にもいろいろとあるでしょう。具体的にはどのような工事がメインに?
 
加藤 水道管の耐震化工事と水漏れを補修する漏水修理工事が2本柱で、ビルなど建築物の扱いはなく、すべて地面を掘削してから始める道路工事と連携しています。
 
石黒 なるほど。まさに公共インフラで、生命の源を支えるお仕事ですね! 工事は全工程、加藤興業さんで行われているのですか?
 
加藤 はい。最初から最後まで、弊社によるワンストップ施工になります。