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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

住まいの原状回復を
ワンストップで自社施工

 

仕事のやりがいを求める人生を選択

 
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鎮西 ハウスクリーニングからリフォームまで、住まいの悩みは何でもワンストップで解決してくださるんですね。となると、幅広い知識と技術が必要になってくると思います。鈴木社長のご経歴にもがぜん興味が湧いてきました。これまでの歩みについて教えていただけますか。
 
鈴木 私はもともと立命館大学理工学部で機械工学を専門に学んでいました。大学卒業後は大手自動車メーカー関連企業に就職したんです。ただ、大学での専攻でもわかるように設計関係の仕事を目標にしていたのに、入社後は会社の判断で営業に就くことになりました。
 
鎮西 鈴木社長は営業職にぴったりなとてもお話ししやすい雰囲気をお持ちなので、会社としても苦渋の選択だったと想像します。そちらの会社では、何年くらいお勤めに?
 
鈴木 約10年です。妻の父が印刷会社を経営していたこともあり、自分が他社で営業職を続けることに疑問を感じるようになりました。そこで思い切って退社し、義父の会社で技術職を手伝い始めたのです。
 
鎮西 まさに人生のターニングポイントですね。どんな会社でも営業職は華々しいイメージで、仕事のできる人しか配属されない印象もあります。しかも大手企業のバックボーンも捨ててしまうのは、大決断だったのでは。
 
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鈴木 仕事にやりがいを求めるがゆえの必然的な選択だったので、後ろ髪を引かれる思いはありませんでした。
 
鎮西 そうでしたか。仕事への熱い思いを感じますね。ただ、今のお話だと、印刷業からハウスクリーニング・リフォーム業に至るまで、まだなかなかイメージとしてつながりません。
 
鈴木 そうですよね(笑)。その後は、別の印刷会社に転職しました。経営に近いこともしていた中、社長との方向性に違いを感じて55歳のときに独立したのです。社名の「プリンティングワークス」は、印刷会社として起業したため名付けました。ただ、仕事はあっても、印刷機械の問題でなかなか事業を軌道に乗せられなくて。今後の人生を賭ける仕事を考えたところ、ハウスクリーニングと出合い、この業界に足を踏み入れたんです。