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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

妥協しない心で努力する
情熱あふれる不動産会社

 

先達から大きな刺激を受け、経営者を志す

 
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石黒 これまでずっと営業職として経験を積んでこられたんですね。起業については、いつ頃からお考えだったのでしょう。
 
田村 私がまだ20代で金融関係の営業をしていた頃ですね。さまざまな会社の社長さんとお話しする機会に恵まれ、皆さんから経済の仕組みや会社経営などについて学んだことが大きな刺激となり良い影響を受けたことで、いつかは自分で会社を設立したいと考えるようになりました。ちなみに石黒さんは、いつ頃から歌手を目指していらしたんですか?
 
石黒 幼稚園生の頃からです。もともと私は幼稚園の時に音楽教室に通ってオルガンを習っていたんですよ。でも、オルガンはまったく弾けなくて(笑)。音楽教室のテストの際にはオルガンを弾かずに、全部歌ってごまかしていました。すると、先生が私の歌を褒めてくださいまして。その時私は、歌うと人に喜んでもらえるんだと感じて、将来は歌にかかわる仕事がしたいなと思うようになったんです。
 
田村 小さい頃からの夢を見事に叶えたのは素敵ですね! 
 
石黒 ありがとうございます。田村社長が諸先輩の社長さんたちから良い影響を受けたのと同様に、私もモーニング娘。のプロデュースをしてくださったつんく♂さんからとても良い影響を受けてきたと思いますね。
 
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田村 私も若い頃からシャ乱Qの楽曲を聴いて育ってきたので、つんく♂さんにはすごくリスペクトの念を感じていますよ。つんく♂さんはどのような方だったのか、ぜひお聞きしたいですね。
 
石黒 とにかく妥協しない方で、当時はシャ乱Qとしての活動とも並行していて、ほとんど寝る暇もない中、モーニング娘。のレコーディングをしていました。忙しい状況でも、メンバー全員、一人ひとりに時間をかけて歌い方の指導を行うんですよ。また、レコーディング前には、つんく♂さん自身が歌ったデモテープを私たちが聴いて、それをベースに歌を入れていく形でした。そこでオリジナリティを出して、つんく♂さんに認められたらその部分は採用となり、時には「こうしたほうがいいんじゃない」というアドバイスをいただきながら、楽曲をつくっていく。そんな作業を、非常に細かく丁寧に行っていましたね。
 
田村 何事も妥協しない精神は素晴らしいですね。私も心から共感します!