岩渕　建築の図面に偶然から生まれる線はありません。すべての線に機能・デザイン・法律などの根拠が絶対に求められるんです。私は「ここに柱があったらなんとなくかっこいいから」というような気分次第の設計はせず、1本1本の線に「お客様の暮らし」というストーリーを想像しながら図面を描きます。このことを決して忘れません。
 
矢部　お客さんの生活を想定しながら設計する。その岩渕社長の姿勢を貫いた住まいなら、機能的で快適な毎日を満喫することができそうです。それに仲介で他社と同じ物件を扱っていても、岩渕社長の案内なら「ここに決めよう！」という気になりますよ。
 
岩渕　矢部さんに褒めていただけると嬉しいですね！　私も不動産会社が最終的に問われるのは人間力だと思っていますし、お客様への対応力こそ他社と差別化すべき点だと考えているんです。実は「いえらんど」という社名もそのための工夫の一つなんですよ。
 
矢部　とてもやわらかい印象の社名で不動産会社には珍しいですよね。