百貨店への出店も決まった堺のたこ焼き店
山領 いえ、私は建設業、中路は警備業と、それぞれまったく別の業界に携わっていました。ですので、百貨店から出店のお誘いが来るなど、たこ勝にここまでの反響が出たことに私たちも驚いています。
畑山 たこ焼き店を始めたきっかけは何だったのですか?
中路 梅田のお初天神裏参道に出店する機会が巡ってきたことですね。当初は薬膳料理の店を出そうと考え、私も予防医学食養生士の資格を取得しました。ただ、私たちには飲食業のノウハウがありません。そこでまずは、小さな規模で始められ、大阪で馴染みの深いたこ焼き店から始めようと考えたんです。
畑山 異業種である飲食業へのトライとは、なかなか勇気のいる決断だ! それにしても、ファーストステップとして始めたたこ焼き店が、こんなに人気になるとはすごいですよ。
山領 ありがとうございます。「商品を通じて喜びと感動を広げ、社会に喜ばれる企業となる」と理念を掲げて、日々鉄板の前で汗を流していますよ(笑)。
畑山 素晴らしい理念ですね。たこ焼き好きの一人として、ますます興味がそそられますよ。