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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

選手も指導者も活かす
能力発揮マインド構築法

 

スポーツ界で必要とされる能力発揮マインド

 
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畑山 選手や指導者が、自分が持つ本来のポテンシャルを発揮できるよう、非常に的確なサポートをなさっていることがよくわかりました。それでは、松川代表が行う指導者に対するサポート期間やサービス内容を教えてください。
 
松川 基本的には1年間のサポートを行います。主にインターネット上のオンラインメンバーサイトで、手順に沿って自宅で習得できるサービスを提供しているんです。また、月1回60分間オンラインで、先ほど申し上げたように指導者の個別のニーズに応じながら、マインドシフトトレーニングでマインドの向上を図ります。その第1回目には特別に対面で、設定したビジョンの実現力を上げるための「クリエイティブ・フォーカス!」というマンツーマントレーニングも行います。さらには、実践会を開いて選手に活用できるようになるための実技的なトレーニングも行います。
 
畑山 スポーツリーダーズラボさんの仕事は、これからさらに需要が高まっていくと思いますよ。僕は今、日本のスポーツ界は転換期だと考えています。全豪オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手も分野ごとに複数のコーチと契約しているように、今後コーチングは専門分野で細分化されていくと思うんです。最近は技術面も、身体のケア方法なども、以前と比べてかなり様変わりしていますからね。残念ながら、日本ではコーチングの細分化はまだまだ進んでいないなと感じています。例えばボクシングの世界でも、実技面、メンタル面、身体のケアなど、すべてを1人のコーチやトレーナーが行っているのが現状なんですよ。
 
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松川 畑山さんのおっしゃるとおりだと思いますね。私のトレーニングでは、指導者の固定観念を外していくのも大きなテーマの一つなんです。特に学校の部活動の現場では、私自身もそうであったように現在でも昔ながらの指導法を行っていたり、自分が教わってきたことをただそのまま生徒たちに教えていたりする顧問も少なくありません。もちろん、中には旧来の指導法に疑いを持ち、改革していく志を持つ指導者もいらっしゃいます。そのような方をもっと増やしていけるよう、私もより多くの指導者をサポートし続けていきたいですね。
 
畑山 固定観念や常識を疑う意識を持つのは、非常に大切だと思います。松川代表のような存在は、今後のスポーツ界にとってますます欠かせなくなるでしょうね。僕も応援しています。ぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私の場合、義務的に仕事をしているだけでは楽しくないですし、本来の力が発揮できないこともあります。ですから、誰に何を言われようと人目を気にせず、自分がやりたいことをやりたいようにするのが、楽しみながら力を発揮できるポイントだと思います。
(松川ちづる)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 スポーツリーダーズラボ
■ 事業内容 能力発揮マインドを構築するためのマインドシフトトレーニングをスポーツ指導者が選手と自身に指導・活用できるようにするための実践スクール
■ ホームページ http://matsukawachizuru.net