タージン　平林社長のお話を聞いて、私まで血がたぎってくるようです。何かを志し、打ち込んだ人間は、どんな世界でも戦っていけるハートを持っているもの。アクションの世界を経験した後では、ご自身の中で変化もあったんじゃないですか？
 
平林　おっしゃるとおりですね。若い頃は売り上げで社内のトップを目指していたのが、件数でトップを取りたいと思うようになりました。売り上げ優先ではなく、「困っている方の不動産問題を解決するのが優先」という気持ちがどんどん強くなりました。14年間キャリアを積んだ後、「困っている方のヒーローになる」ために独立を果たしました。
 
タージン　なるほど！　その変化したスタイルが、最初におっしゃっていた「負動産を再生する」という使命につながっていくのか！
 
平林　そのとおりです！　私が仕事をするうえで根底から湧き上がってくるのは「困っている人を助けたい」そしてそこに「関わる人を喜ばせたい」という気持ちも加わります。問題を解決してお客様に喜んでもらい、その関係者様にも喜びが伝播するようにし、さらには元気のない街に笑顔と希望を取り戻す。そのためには今ある高額物件重視の不動産業界の現状に変革をもたらす必要があり、それを実現するために自ら行動しているわけです。
 
タージン　そろばんを弾いてばかりではなく、まず困っている人に手を差し伸べる。まさにアクションスターが演じる豪傑そのものじゃないですか。その行動指針があるからこそ、平林社長はあらゆるお客様に慕われているのでしょう。ぜひ、今後の目標もおうかがいしたいです。