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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 兵庫県出身。高校を卒業後、自衛隊に入隊し2年間勤務する。退官後は電気技師として西日本旅客鉄道(株)の下請け企業で信号機の修理に携わった。26歳のとき、友人の紹介で大手損害保険会社に転職。およそ20年、保険の営業として第一線で働いた。2017年に独立し、福島保険事務所を設立。事故現場にもすぐに駆け付けるなどの丁寧な対応で、顧客から厚い信頼を寄せられている。
 
 
 
保険営業20年のベテランが開業した損害保険代理店。それが兵庫県たつの市の福島保険事務所だ。代表の福島幸一氏は、保険料が安く保障が充実している共栄火災海上保険株式会社を選択。丁寧な説明と、事故現場にも電話1本ですぐ駆け付けるフットワークの軽さで厚い信頼を得ている。2020年には法人化し、生命保険なども手がけたいと語る福島代表に、保険の必要性や掲げている「初志貫徹」というポリシーについてうかがった。
 
 
 

コストを減らし安い保険料で充実の保障

 
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インタビュアー 西岡利晃(元ボクシング世界王者)
西岡 2017年6月に誕生した、兵庫県たつの市の保険代理店・福島保険事務所さん。まずは福島代表のプロフィールから教えていただけますか。
 
福島 私は生まれも育ちも兵庫県たつの市です。1992年に龍野実業高校を卒業後、陸上自衛隊に入隊し姫路駐屯地で勤務。2年後に除隊したつのに戻ってきました。その後は、西日本旅客鉄道、いわゆるJR西日本の下請け会社で信号機の修理をしていたんです。
 
西岡 今とはまったく別の畑でお仕事をされていたんですね。保険業界に入ったきっかけが気になるな。
 
福島 自衛隊時代に、加入した保険の営業マンと友だちになったんですよ。26歳のとき、保険の更新を迎えたので連絡を取り、「いい仕事があれば転職したい」と打ち明けたところ、彼が働いていた大手損害保険会社を紹介してくれました。それから20年近く保険の営業を続けてきたんです。
 
西岡 保険の営業マンには、会社の中で上を目指す人と独立志向の方が多いようですね。福島代表は「いつかは独立を」とお考えだったのでしょうか。
 
福島 そうですね。「いずれ自分の城を築きたい」という思いは持ち続けていました。