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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新手法のセミナーで 
IT企業の販売促進に貢献

 

1回のセミナーで1億円を売り上げる

 
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実際のセミナーの様子
田中 従来の技術トレーニングは、ある会社の製品を購入したお客様に、その製品を使いこなしていただくことが目的でした。しかしFirefly Education社の教育は、購入前のお客様を対象に、その製品がどのように素晴らしいものかを知っていただくために行うもの。実際にセミナーで製品に触れてもらうなどしたところ、実に7割から8割のお客様に購入していただくことができたんです。
 
杉田 トレーニングの効果は絶大ですね!
 
田中 はい。セミナー1回あたり150万円ほど投資するだけで、1億円の売り上げに結び付くんですよ。このようなトレーニングをアメリカでは「デマンドジェネレーション」と言います。しかし、まだまだ日本では広まっていない。そこで、Firefly Education社の業務と並行して弊社を立ち上げ、今年2017年2月に独立することになりました。
 
杉田 田中社長のセミナーと他社のセミナーには、他にも大きな違いがあるのでしょう。ぜひ、詳しく教えていただけますか。
 
田中 そうですね。一般的なセミナーでは、提携先メーカーの製品について利点しか話しません。しかし、弊社のセミナーはあくまでも第三者の立場で、その製品のいいところも悪いところも正直にお伝えするんですよ。また、外資系の会社が開催するセミナーは、2日間なら2日間とスケジュールや内容が決まっています。そうなると、「そんなに長く拘束されるのでは、とても参加できない」という企業の方も多いんですよ。そこで弊社は内容も日程も可能な限り柔軟に対応。1日や半日といったフレキシブルなスケジュールのセミナーで、最新技術をわかりやすくお伝えし販売促進に貢献しています。
 
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杉田 製品のブランド力を高め、クライアントさんとメーカーさんをつなぐこと。それが田中社長のお仕事なんですね。
 
田中 おっしゃる通りですね。「デマンドジェネレーション」という社名は、Demand――「需要」を、Generation――「創造する」という意味です。メーカー様とクライアント様の双方に需要を創造し、利益の拡大に貢献することが弊社の目的なんですよ。
 
杉田 田中社長は、現場での長いキャリアをお持ちですよね。だから、IT製品の価値をわかりやすい言葉で伝えることができるのでしょう。