B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
城 栄光通信株式会社さんにお邪魔しています。聞くところによると、吉村社長は子どもの頃、サッカーに打ち込んでいらしたとか。
 
吉村 そうなんです! 小学生のときからサッカーの練習に励んでいて、毎日サッカー漬けでした。城さんの試合もたくさん見てきたので、今日は城さんにお目にかかれてとても光栄です! 
 
 それはありがとうございます。サッカー漬けの日々から、どのような経緯で会社を立ち上げられたのか、気になりますね。社会人第一歩目に就いたのは、どんなお仕事だったのですか?  
 
吉村 最初は夜間に飲食店や運送業の仕事をがむしゃらにしていましたが、昼夜逆転の生活は健康によくないと思い、その後は改めて昼の仕事に就きました。19歳の頃、就職先を探して面接を何件も受けて雇ってくれたのが、弱電関連の施工会社でした。
 
 弱電、というのはどのようなお仕事なのでしょう。
 
吉村 企業の通信設備の設計・施工をしたり、保守、電話機・複合機・ネットワーク機器の販売を行ったりする仕事です。今私が経営している会社も同じ職種になります。
 
 ということは、吉村社長は19歳からずっと同じ仕事に就いておられるということですか!
 
glay-s1top.jpg
吉村 はい。もうすぐ25年になりますね。起業したのは22歳の時で、そこから12年間は個人事業として営み、法人化してからは来年2018年で10年になります。学生時代は勉強嫌いで遊んでばかりだった分、社会人になってからは人一倍努力しようと仕事に取り組んできました。
 
 長いキャリアの中で、着実にステップアップされているんだ。弱電と言っても、実際には範囲は広いのですよね。現在はどのようなお仕事をメインになさっているのでしょうか。
 
吉村 柱は2つありまして、1つは電話設備や防犯カメラ、監視カメラの施工で、現在では大手通信会社様や大手スーパー様などからご依頼いただいています。カメラの価格は昔に比べて大幅に下がり、いっぽうで性能はぐんと上がりましたので、現在は需要が高くなっているんです。インターネットの通信容量が増え、防犯カメラの映像をスムーズに遠隔監視できるようになったことも、需要を後押ししています。スマートフォンで監視できるものもあるんですよ。