鶴久　ミドルサイズのクロスオーバーSUV型乗用車、日産エクストレイルを専門にカスタムから修理、車検まで幅広く対応されているOS （オーエス）ガレージさん。尾北代表は幼い頃から車に興味があったのですか？
 
尾北　いいえ、中学までは車にあまり興味がなく、この道に進むとは全く思っていなかったんですよ（笑）。でも、高校時代にアルバイトをしたガソリンスタンドで、先輩に車の整備を教えてもらったことがきっかけで、卒業後は自動車整備の専門学校に進みました。
 
鶴久　専門学校ではどのような資格を取られたのですか？
 
尾北　私が取得したのはガソリンとディーゼルの国家2級整備士です。骨組みの状態から車1台つくる知識はありますよ。あとは中古車査定士の資格も取りましたね。
 
鶴久　つまり、車のどの部分に何があって、どのような役割を果たして･･･ということが全てわかっているということですね。すごいな。社会人の第一歩はどのようなお仕事をされたのでしょう。
 
尾北　トラックやダンプ、観光バスなどの整備士をしていました。業界ではトラックやバスの整備ができれば、応用で乗用車も対応できると言われているので、そこで7年間みっちり勉強しましたよ。
 
鶴久　その流れなら、中古トラックのディーラーになる道もあったことと思います。
 
尾北　実は、2015年のオープン時は中古車業界を勉強するためにいろいろな中古車を販売していたんです。ただ「やるなら専門店にしたい」という気持ちがあり、1年間考えた結果、エクストレイルでやっていこうと決めました。