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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

幅広い演奏家たちによる 
魅惑の音楽ライブを提供

 

技術や人柄の良いミュージシャンを選び抜く

 
樽井 弊社がエージェントを務めているミュージシャンは約200名です。日本人・外国人問わず、多様なミュージシャンとのつながりを持っていることが、弊社の特長の1つと言えますね。
 
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名高 それだけ多くのミュージシャンとつながっているとあれば、きっと各所から多くの注目を集めてこられたでしょう。
 
樽井 ありがたいことに、過去には女性誌の『COSMOPOLITAN』や『日経WOMAN』をはじめ、数誌に「外国人ミュージシャンに強いオフィス」として大きく取り上げていただいたこともあります。それ以降、より多くのご依頼をいただけるようになりました。
 
名高 それはすごい! きっとミュージシャンの信頼を集めていたからそれだけのつながりができたのでしょうし、だからこそ、雑誌にも取り上げられたのでしょうね。仕事をする際には、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?
 
樽井 ブッキングをする際は、イベントの趣旨をよく理解して、優れた演奏技術や高度なパフォーマンス、そして人柄の良さも兼ね備えたミュージシャンを選ぶようにしています。その時に大切にしているのは、クライアントに気に入っていただけるミュージシャンかどうか──という視点で判断すること。常に自信を持ってオススメできる人をブッキングしています。
 
名高 そう言えるだけのご経験と自負がおありだから、樽井社長に多方面から依頼がくるのですね。ところで、イベントで演奏する音楽にも、流行の移り変わりがあると思います。実際のところはいかがでしょう。
 
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東京ミッドタウンのイベントにて演奏した時の様子
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東金文化会館でのバレンタインコンサートの様子
樽井 おっしゃる通り、流行はあります。『天使にラブ・ソングを・・・』という映画が大ヒットした1993年頃は、結婚式でゴスペルを歌うのがブームになりました。そのブッキングを手がけているうちに、「ブラックミュージシャンを呼ぶなら、Luiに依頼しよう」と言われるようになったんです。ゴスペル系のご依頼はひと頃よりは減りましたが、夜のラウンジライブでは依然、ブラックミュージックは根強い人気で、ワイズテーブルコーポレーションが展開するレストラン『XEX(ゼックス)』各店舗では、毎夜ソウルフルなライブが繰り広げられていますよ。オープン以来、15年以上にわたり、弊社がブッキングさせていただいています。
 いっぽうで、やはりジャズが人気で、結婚式ではジャズ演奏を多く取り入れています。外国人ミュージシャンはみんなパフォーマンスがとても上手で、いつもニコニコしながら心から楽しんで演奏してくれるんです。
 
名高 確かに、外国人ミュージシャンは盛り上げるのが上手そうだし、彼らがいるだけでムードが出そうだ。来場者やクライアントに喜ばれるでしょう。
 
樽井 ええ。実際にクライアントの希望を叶え、来場者を満足させるために選び抜いたミュージシャンをブッキングして、「良かった!」「最高だった!」とお褒めの言葉をいただける時は、本当に嬉しいですね。