有場　私が以前勤めた物流会社では、新入社員時代に自分がされて嫌だったことを、そのまま後輩に繰り返す人がいましてね。私は高校時代、ラグビー部に所属していたのである程度の上下関係には慣れていたものの、そこは行き過ぎた体育会系といいますか、いわば「悪しき伝統」のようなものが蔓延する環境でした。その中で常々、「そんな体制は間違っている」と思ってきたので、当社では、みんなが明るく働けて、長く愛してもらえるような会社を目指しているんです。
 
三浦　悪しき伝統か･･･。僕の高校も、上下関係がきつかったなぁ（笑）。そういった負の連鎖を経験してきた有場社長だからこそ、それを反面教師にこれだけアットホームな雰囲気を築けたわけですね。ちなみに、愛してもらう会社にするには、何が必要だと考えておられますか？
 
有場　コミュニケーションですね。といっても、ただ和気あいあいとすることではありません。従業員全員が、自分たちが今どこに向かっているのかを、互いにしっかりと伝え合うことが大切だと思っています。自分たちの将来が見えればモチベーションもおのずと上がり、その結果として、会社を愛してくれるようになりますから。
 
三浦　本当に良い組織づくりをなさっていると思います。これからもぜひ、素敵な従業員の方々と共に、郵便のプロとして安心で良質なダイレクトメールの代行業を努めていってくださいね！