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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

念願の車とのカーライフ
購入後も末永くサポート

 

顧客との付き合いを学んだディーラー時代

 
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坂井社長の車愛が感じられる事務所内のディスプレイ
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現場の様子も見学。整理整頓され、作業もしやすそう
畑山 それにしても、坂井社長の車好きが伝わってくる事務所です。いつ頃から車に興味を持ったんですか?
 
坂井 父親が中古車販売業をしていて、物心ついた時にはもう、身の回りに車があるのが当たり前でした。ただ、国産をメインに扱っていた父と違って、私は外国車好き。それで、とある海外メーカーのディーラーに就職したんです。当時は今程ディーラーが多くなく、求人も少なかったので、募集がなくても自分で勝手に履歴書を送っていましたね(笑)。
 
畑山 すごい行動力! お父様は国産車、坂井社長は輸入車と、親子で違う道に進んだのもおもしろいですね。ちなみに坂井社長は、国産車と輸入車それぞれの特長は何だとお考えですか?
 
坂井 国産車は利便性、輸入車はステータス、誇りを満たすためのものですね。
 
畑山 それは共感するなぁ。私が高い車に乗るのは、今頑張っている後輩のためでもあるんです。「ああいう車に乗る人になりたい」と、思われなくちゃいけないと思っています。でも、国産車も素晴らしいですよね。何しろ頑丈ですし。
 
坂井 確かに輸入車のほうがデリケートかもしれませんね。ディーラー時代は、オーナー様からよくトラブルのお問い合わせをいただいたものです。決して安くない買い物だから、ご購入から廃車までお世話するのが当然なんですよ。そこでお付き合いが深まり、他のお客様をご紹介していただくこともありましたね。
 
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畑山 車を通して、縁がつながっていくんですね。かなりの台数を販売なさったのでは?
 
坂井 5年程勤めて、150台から200台くらい販売しましたね。その分多くの出会いがあり、中には現在でもお世話になっているお客様もいます。起業した際、こちらからは独立の案内はがきを送る程度のアプローチしかしなかったのですが、わざわざ折り返しのご連絡をくださいまして。ありがたい話です。
 
畑山 ディーラー時代の仕事ぶりが、しっかりと実を結んでいたということですよね。
 
坂井 今は1つのメーカーにこだわらず、様々な車種をご案内できるので、当時よりいっそう深いお付き合いをさせていただいていますよ。