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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

メンタルトレーニングで
いい仕事をしよう!

 
 
 鋒山 そうです。三浦さんはプロ選手としての実績がおありだから、経験が豊富ですね。私の指導も、試合中の重要な局面などプレッシャーにさらされた状況で普段の実力が出せる状態になることを1つの目標としているんです。
 
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三浦 なるほど。それでは、トレーニングは具体的にどうやるんですか?
 
鋒山 まず第1段階として、どんな状況でも心身をリラックスさせられるように導きます。第2段階では、自分の長期目標と1年間の目標などを具体的に潜在意識に刷り込むのです。たとえば、ストライカーなら 「今年は何点取る」 とか、バッターなら 「3割以上打つ」 とか。そうやって潜在意識に具体的な目標を刷り込んでおくと、練習にも自主的に取り組めるようになるんですよ。
 
三浦 確かに、やらされるよりも自主的に練習に取り組んだほうが、成長が早いと思います。こういったトレーニングはスポーツ選手以外にも効果があるんですか?
 
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鋒山 もちろんです。GSR2バイオフィードバックは、緊張状態・リラックス状態の変化を音で聴くことができるので、自分の状態を把握し、それをコントロールするためのトレーニングが行えます。私の指導には4段階の工程がありますが、まずは第1段階目の、リラックスの仕方を習得することに取り組んでみるだけでも、ストレスが溜まりにくくなります。ビジネスパーソンの方でも、主婦や学生の方でもメンタルトレーニングを行えば、毎日をより快適に過ごせますよ。
 
三浦 日常を生きるのにもメンタルの強さは必要ですもんね。ぼくも引退後、テレビの生番組に初めて出演した時は、舌が回らなくなるくらい緊張しました。なんとかリラックスしたいと、自分の娘の写真や動画を見たら、自然と気持ちが落ち着いて、ほどよい緊張感が保てるようになったんです。自分自身で、心のバランスを取れるようになるのが重要なんでしょうね。
 
鋒山 おっしゃる通りです。三浦さんは現役時代から、メンタルコントロールが上手だったんでしょうね。それが引退後の仕事にも活きている。いずれにしても、ストレスは万病の元。そのストレスを軽減するのは外的要因ではなく、自分自身でメンタルをコントロールできるかどうかにかかっています。ですから、ぜひ多くの方々にメンタルトレーニングを取り入れてもらいたいですね。
 
三浦 期待していますので、頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
やらされているのではなく、自分でやっている! という感覚でいることが仕事を楽しむうえでも重要です。そのためにはリラックスすることを覚えて、潜在意識の中に自分の目標を刷り込んでおくことですね。
(鋒山丕)
 

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