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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

プレッシャーも楽しみに
新鮮な気持ちで仕事に取り組む

 
昨年2020年に歌手デビュー40周年を迎えた岩崎良美さん。最近では映画『竜とそばかすの姫』にも声優として出演するなど、垣根のない活躍を続けている。言葉の端々から仕事を楽しんでいる様子が伝わってくる岩崎さん。そんな岩崎さんにインタビューし、これまでのご経験から培った仕事への向き合い方や、意識して取り組んでいることについてうかがった。
 
 

自分に合った仕事の取り組み方

 
私はもともと歌手や女優を目指していたというわけではなく、姉が歌手としてデビューし、とても楽しそうに仕事をしているのを見て「いいな」と思っていたんですよ。芸能界に興味があったこともあり、チャンスがあったので飛び込んでみたという感じです。振り返ってみると、すごく恵まれた環境にいましたね。
 
歌手としてデビューした際は、周囲の方々が日本レコード大賞の新人賞を取らせたいと頑張ってくださっていました。みんなの気持ちに応えなければというプレッシャーを感じていましたね。歌だけに専念していたら、もしかしたらつらく感じていたかもしれません。当時から女優として舞台やミュージカルに出演していたことが、息抜きにもなっていました。
 
お芝居の仕事をした後に歌に向き合うと、すごく新鮮に感じるんですよ。それは逆も同じです。お芝居と歌の両方に携わっていることで、どちらにも良い相乗効果があったのだと思っています。私に合っている仕事の取り組み方だと感じますね。
 
デビュー当時はプレッシャーもありなかなか楽しいと感じる余裕はありませんでした。今は、どのお仕事でも「とにかく楽しもう!」と意識して取り組んでいますし、実際に毎回楽しめていますね。特にコロナ禍の今は、歌を歌わせていただける機会、舞台に立てる機会がなかなかないので、そういった場があれば大事にしたいという気持ちが増しています。
 
 
 
 
 

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