◆大正4年創業の温泉宿
全館リノベーション!
そんな温泉街に佇む宿の1つが、「山形座 瀧波」。大正4年――1915年に創業し、昨年2016年、100周年を迎えた温泉宿です。もともとは江戸の田舎庄屋を改装したという味わい深い建物や純和風の客室、土地の食材を活かした料理で多くの客人をもてなし、長年愛されてきました。
そんな瀧波が今年、創業101年目に全館をリノベーション。8月1日にプレオープンし、新たな歴史の一歩を歩み始めました。創業時の原点を見直すとともに、山形の魅力を凝縮し、より磨きをかけた新生・瀧波。10月1日、ついにグランドオープンを果たします!
◆ここにしかない体験で
山形の魅力を伝える
ひと際こだわったのは、利用者に山形の魅力が伝わる施設づくり。飯豊町から移築した山形の古民家、伝統野菜をはじめとした地元の食材、特産品である米やブドウから生まれる酒、ワイン――さらに、食に伴うルーツなど、「シンプルに山形を楽しんでもらいたい」という思いが込められました。スタッフもほぼ全員が県内出身者であり、まさに「山形を愛する山形県民が営む宿」と呼ぶにふさわしい、魅力あふれる施設となっています。
ネットが普及し、商品も情報も、自宅にいながら手に入るようになった現代。山形というキーワード一つで様々な知識を得ることはできますが、実際に足を運ばなければ、空気や文化を肌で感じることはできません。便利な時代だからこそ、わざわざ現地に足を運び、体験することの贅沢さ。ここにしかない“山形”を、瀧波で体験してみませんか?
◆日々変化する旬の味覚や
充実のアクティビティに注目
もう1つの醍醐味である食事は、ライブ感を楽しめるオープンキッチンを備えたダイニング 「1/365」で。季節や月ごとの決まったメニューはなく、1/365という名前の通り、その日の旬の食材を主役とした一期一会の料理を提供します。地元のオーガニック野菜や、庄内の魚などの他、おかひじきや雪菜といった伝統野菜を味わえるのも嬉しい限りです。また、置賜盆地は日本有数の米どころ。〆のご飯は、地元農家が有機栽培したコシヒカリやツヤヒメといった品種を厳選し、良質な飯豊山の湧水で炊き上げます。土鍋で炊いたご飯は、遠赤外線効果により粒はふっくら、香ばしいおこげも美味。こだわりの土鍋ご飯は、もう1つのメインディッシュと言っても過言ではない、確かな逸品と言えます。
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TEL 0238-43-6111
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