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◆東京・大手町で和のおもてなし
「星のや東京」がついに誕生!

 
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東京都心に誕生した「星のや東京」は、地上17階という今までにない塔状の日本旅館
地域ごとの文化や魅力を味わえる、星野リゾートのラグジュアリーブランド「星のや」。これまで、軽井沢、京都、竹富島、富士に施設を開業し、非日常を感じられるシチュエーションと心づくしのおもてなしで世界中の人々を魅了してきました。どの施設も、テレビの情報や街の喧騒から切り離されたロケーションが特長。自然光の変化にゆったりとした時間の流れや四季の移ろいを感じられる「星のや」でのひとときは、忙しい現代人にとって贅沢の極みとも言えるでしょう。
 
そして2016年7月――東京オリンピック開催に向けて世界中から関心を集めている東京に、5軒目となる「星のや」が開業を果たしました。しかも、そのエリアは、オフィス街である大手町。
 
ビジネスパーソンにも馴染みの深いエリアに誕生した「星のや東京」は、地上17階・地下2階。平屋木造に庭といった従来の日本旅館のイメージを覆し、“塔”を思わせる大胆なつくりでありながら、江戸小紋をモチーフとした和のデザインを取り入れるなど、施設内には伝統的な和の様式があちこちに散りばめられています。そして日本ならではの“おもてなし”の心が息づく「星のや東京」。進化した日本旅館が、世界を魅了します。
 

◆イグサの香りや行灯の光
茶の間で寛ぎ癒しの宿

 
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日本旅館らしく、玄関で靴を脱いで上がる。館内はほぼ畳敷き
「星のや東京」内は、どこもほぼ畳でつながっているのが大きな特長。宿泊客は玄関で靴を預けると、滞在中、裸足のままでリラックスした時間を過ごせます。イグサの香りや足裏をくすぐる畳表の感触は、日本情緒たっぷり。また、宿泊時はキモノデザイナー・斉藤上太郎氏によるデザインの“おさんぽ着物”が用意されます。ジャージ素材を使用していて着心地も良く、簡単に着脱できるこのキモノは、館内で過ごす間はもちろん、外へのちょっとした買い物や観光に出かけられるのが嬉しい限りです。
 
プライベートを過ごす客室も、もちろん畳の間。伝統の建築様式を大切にした、モダンな和の空間です。クローゼットに竹材を用いるなど随所に自然の素材を活かし、温もりを感じられる設えに。日が落ちると、行灯をイメージした江戸小紋の矢羽根柄スタンドライトが優しく空間を照らし、安らぎのひと時を演出します。
 
各階には、客室から畳続きのセミプライベートスペース「お茶の間ラウンジ」が設けられています。ここは客室から自由に行き来できる、いわば居間のような存在です。昼の到着時にはお茶と甘味、そして夜は季節に合わせたお酒、朝の目覚めにはお味噌汁とおむすびを――。様々な使い方ができ、時には宿泊者同士の交流の場にもなる「お茶の間ラウンジ」。寛ぎの時間の中で感じるおもてなしや和やかな語らいが、旅をより思い出深いものにしてくれることでしょう。
 
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客室は、自然素材が温もりを感じさせるモダンな和室
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客室からつながる「お茶の間サロン」は、居間のように寛げる
 

◆旬の食事や温泉湯治
旅の醍醐味が凝縮

 
旅の楽しみとして、食事や温泉を挙げる人は多いかもしれません。「星のや東京」があるのは、なんといっても日本中から美食が集まる都市・東京。館内では、日本の旬をふんだんに取り入れた料理を味わうことがきます。加えて、大手町フィナンシャルシティに直結していることもあり、一歩外に出ると、周りには様々なレストランが。気分や目的に合わせ、食事を自由に選べるのは都心ならではと言えます。
 
2014年7月に掘削された大手町温泉は、きりきず、抹消循環障害、冷え症などに効果があると言われる強塩温泉です。さらに、17階の浴場には、夜空を望む露天風呂。都心にいながら、温泉湯治で心身共に癒されます。
 
東京は、世界も注目する日本文化の発信地。アクティビティにも事欠きません。東京らしいファッションやアートに触れる以外にも、古地図歩きや川を巡るプランを利用して、今も残る江戸の風情を訪ねるのもいいでしょう。
 
宿泊施設といえば西洋型のホテルが主流になりつつある昨今。「星のや東京」が、あらためて日本旅館の快適さや心地よさを気付かせてくれます。進化した日本旅館がつくる新たな未来に、今後も注目です。
 
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星のや東京
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-1
TEL 0570-073-066 (星のや総合予約)
http://hoshinoya.com  
 
 
 

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