Farmer's Table | 仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus（ビープラス）

◆淹れたてのコーヒーを楽しむ
寛ぎのひと時を自宅でも

コーヒータイムをより豊かにしてみませんか？

　目覚めの一杯に、仕事のブレイクに･･･コーヒーを飲むことが日課になっている人も多いでしょう。2015年、豆選びや抽出方法までこだわったコーヒーを提供するカフェが注目されています。やはり、じっくりと淹れたコーヒーの香りや味わいは格別。ただ、専門店も良いですが、せっかくなら自身の手でコーヒーを淹れてみませんか？

　部屋に広がる芳醇なアロマを感じ、抽出される滴を眺める時間は、日常のちょっとしたご褒美。お気に入りの豆やコーヒーギアがあれば、毎日のコーヒータイムが愉しみの時間に生まれ変わりますよ。

魅力ある生活雑貨が集まる心地いい空間「Farmer's Table」

　「パートナーのように、長く寄り添えるコーヒギアを」――そう考えるなら、世界のコーヒー通から愛される老舗ブランド「CHEMEX（ケメックス）」はいかがでしょう。漏斗と三角フラスコを組み合わせたようなフォルムのコーヒーメーカーは、ニューヨーク近代美術館（MoMA）の永久展示品にもなっています。このケメックスを最初に日本に広めたのが、恵比寿にある生活雑貨のセレクトショップ「Farmer’s Table（ファーマーズテーブル）」。ケメックスはもちろん、コーヒーライフを豊かにするアイテムと出会える一軒です。

◆長きにわたり愛される
ケメックスの魅力とは

機能美に優れたケメックスのコーヒーメーカー（10カップ用）

　1941年の誕生以来、イームズ夫妻や柳宗理氏といった名だたるデザイナーをはじめ、各界著名人が愛用していることでも知られるケメックスのコーヒーメーカー。漏斗×三角フラスコ風の独特のデザインは、実際の実験室から生まれたものです。というのも、考案者は科学者であるピーター・シュラムボーム博士。シュラボーム博士は、日ごろから実験室で三角フラスコをコーヒーメーカーの代用として使用していたことにヒントを得たのだとか。

　ケメックスのコーヒーメーカーは、オブジェのように優美なくびれやハンドブロウのガラスならではの風合いが魅力。加えて、木のハンドルが温もりを感じさせ、インテリアに自然と溶け込むのも特長です。もちろん、デザインだけでなく、コーヒーの味わいも、世界中を魅了する理由の一つ。ドリッパーとポットが一体になったガラスのボディに持ち手の木を革紐で巻きつけただけという、無駄のないデザインには、実験における濾過や抽出の知識が集約されています。厚みがある専用のフィルターは円錐形になっており、ドリッパーにぴったりとフィット。それにより灰汁がコーヒーに落ちづらく、雑味のないすっきりとまろやかなコーヒーが抽出できるのです。

　ファーマーズテーブルのオーナーである石川博子氏も、この機能美に優れたケメックスのコーヒーメーカーに魅了された一人です。1980年代、グラフィックデザイナーであるご主人・石川源氏の仕事の関係で生活していたニューヨークで一目ぼれ。ユニークな形状とコーヒーのおいしさに感動したことで、帰国後、日本総代理店に･･･。こうしてケメックスはファーマーズテーブルの定番商品になったのでした。

◆コーヒーライフを豊かにする
“お気に入り”が見付かる

ヴィンテージタイプはガラスの質感もどっしりとした印象（3カップ用）

　ファーマーズテーブルでは、ケメックスのコーヒーメーカーを種類豊富に取りそろえています。家庭で気軽に使える3カップ用から大人数向けの10カップ用まで、サイズも様々。また、現行品とディテールの異なるヴィンテージの品や、定番のデザイン以外にガラスハンドルのタイプもそろうので、ライフスタイルや好みにあわせて選んでみてはいかがでしょう。さらに、専用のフィルターといった付属品、ハンドル用の木のカラーと革ひもなどのお手入れ用品も充実。これからケメックスの購入を考える人にも、ユーザーにとっても、嬉しい商品ラインナップとなっています。

　この他、コーヒーライフを豊かにする、ファーマーズテーブルのオリジナルアイテムにも注目してみてください。ワイヤー作家・森永よし子氏に依頼したというケメックスのペーパーフィルター専用のホルダーや、桜の木でできたケメックス専用のコーヒーメジャーは、合わせて使いたい便利な逸品です。ギアだけでなく、ソフトな酸味とコクのバランスが絶妙なオリジナルブレンドのコーヒー豆も、ぜひお試しあれ。日常に彩りをプラスする、ケメックスのコーヒーメーカーと魅力溢れる関連アイテムで、自宅のキッチンやリビングを自分だけの特別なカフェ空間にしてみませんか。