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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

サニタリー配管工事で 工場の衛生を高度に保つ
株式会社三恵工業 専務取締役 和田一正

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 サニタリー配管工事を手がける兵庫県尼崎市の株式会社三恵工業さんにお邪魔しています。さっそく会社の歴史から教えていただけますか。
 
和田 弊社は前社長の平木康英が1989年に有限会社で創業し、やがて株式会社へ組織変更して成長してきました。2021年に前社長は会長となり、息子の平木守が2代目に就任しました。2004年に三恵工業入社した私は、腕の立つ職人も育ったこともあり、2020年に三恵工業を退職することを考え会長に相談したこともありました。
 
濱中 平木会長の返事はいかがだったのでしょう。とても気になりますね。
 
和田 「君が去るなら会社を解散する」と言われました。そこまでして引き留められると辞めるわけにいきません(笑)。ズバズバとものをいう一方で人付き合いが良い会長の人柄に惚れていた私は、そのまま弊社と共に歩む人生を選びました。
 
濱中 まさに優れた監督とヘッドコーチのような関係ですね。野球も企業もナンバーツーの舵取りで結果が大きく変わるもの。株式会社三恵工業さんに和田専務が欠かせない存在だとよくわかりました。それでは事業内容についてお聞きしたいと思います。
 
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和田 弊社の業務は医薬・飲料・食品など、衛生面を特に高く保つよう求められる工場の配管を施工することです。汚れにくく分解・洗浄・組立がしやすい配管を自社工場で制作し取り付けまで行っています。サニタリー配管は同じものが二つとありません。制作段階から、部品等に傷などがつかないよう制作時も床に直接置かないなど、清潔な状態を保つため部品を丁寧に扱うことを心がけています。
 
濱中 なるほど、高い技術力と細かな配慮の両方を求められるお仕事ですね。そのような現場で活躍する職人さんはどのように育成していらっしゃるのでしょう。