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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個性を尊重し肯定する 温かいグループホーム
株式会社福々/グループホーム福々 代表取締役 福田正和

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府岸和田市で障がい者グループホーム福々を運営する福田代表にお話をうかがいます。主なサービス内容を教えていただけますか。
 
福田 はい。障がいのある方が日常生活を送るうえでのお困り事を一緒に考え、日常生活の支援や健康・服薬管理などをしています。日中はもちろん夜間もスタッフが常駐しており、利用者様に必要なことをサポートしながら少人数で共同生活を送っているんですよ。援助を受けながら共同生活を送ることで、障がいのある方の孤立防止や生活の不安軽減、身体・精神状態の安定につなげます。
 
タージン 万全なサポート体制で日常を過ごせるわけですね。どういった方々が入居されているのでしょうか。
 
福田 こちらのホームでは知的、精神、身体の障がいがある方で、年齢は18歳から64歳までの男性を受け入れています。複合的な疾患を持お持ちの人が多いですね。
 
タージン そうなってくると、一人ひとりのご病状や特性も異なるでしょうね。
 
福田 はい。そこで、私たちは「できないこと“のみ”を否定するのではなく、できること“こそ”を肯定する」をテーマに掲げているんです。利用者様はそれぞれ個性がありできること、できないことにも違いがありますよね。ですから、できることを肯定し、それを根気よく理解できるように働きかけ、本人なりのやり方で習得することを第一に考えています。
 
タージン 根気よく支援をしていくためには、支援員さんの対応力が大切になりそうだなぁ。
 
福田 おっしゃる通りです。ですから私たちは日々、利用者様が一人の人間であることを念頭に置き、向上心を持って利用者様と向き合っています。個性を理解し、何事も強要せずに支援することを心がけているんです。さらに、離れて暮らす利用者様のご家族の方へも安心していただけるよう、定期的にご家庭に寄らせていただいたり、こまめに電話連絡をしたりと現状報告も欠かしません。
 
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タージン 常にご家族も含めて利用者さんに寄り添ってくれるわけだ。頼りになりますね!
 
福田 ありがとうございます。ただ、あくまでも自立支援が目的ですので、過度なお世話をして利用者様が私たちに依存しすぎないようにバランスを考えてサポートしているんです。私の考えは、ここは一生いる場所でなくてあくまで通過点というもの。とは言っても、晴れてここを卒業した方には、「困ったことがあればいつでも連絡してね」とお伝えしています。