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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

羽曳野からSDGsを実践 飲食業界で飛躍する
有限会社きしもと 代表取締役 岸本洋子

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。地元の羽曳野市で、長年夫と二人三脚で寿しきしもとを経営。2022年、新型コロナ流行を背景に寿しきしもとplusとしてリニューアルオープンした。さらに同年、同店舗の隣に酵素ジェラート専門店じぇらてりーあ ゆずりはをスタート。2017年オープンの玄米ごはんや ことのはも合わせて、(有)きしもと率いる3店舗それぞれが地元の名店として親しまれている。
 
 
 
有限会社きしもとの代表取締役を務める岸本洋子氏は、かねてより飲食業界が抱えるフードロス問題を憂慮してきた。同社が扱っているのは、目利きのプロが選ぶこだわりの食材ばかり。そこで岸本社長は、店舗間で余剰食材を融通し合い、廃棄ロスをできるだけ減らす仕組みを構築。さらに、フードロスを回避するアイデアとして酵素ジェラート販売にも乗り出し、飲食業におけるSDGsモデル企業を目指している。
 
 
 

地元で長く愛される「きしもとグルメビル」

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府羽曳野市の岸本ビルにて「寿しきしもとplus」「玄米ごはんや ことのは」「じぇらてりーあ ゆずりは」の3店舗を経営していらっしゃる、有限会社きしもとさん。岸本社長、今日はお会いできるのを楽しみにしていました! 寿しきしもとPlusは、大変評判の高いお寿司屋さんだとうかがっていますよ。
 
岸本 前身は創業22年のお寿司屋、寿しきしもとでしてね。今も同じビルに店を構えて営業しています。もともとはカウンター15席の小さいお店だったのを、テーブルと個室も備えた全30席の店舗にリニューアルしたんです。店名も寿しきしもとplusに変えて、家族連れも気軽に楽しめるアットホームなお店として再スタートしました。また、その隣に15坪ほどスペースが空いていたので、何をしようかと考えて「ジェラート屋をしよう!」とひらめいたんです(笑)。
 
タージン それはずいぶん思い切りましたね! 岸本社長には3店舗のうち、どのお店でお会いできるんでしょう?
 
岸本 3店舗すべてにおります。それぞれ営業時間が異なるので、時間帯ごとに各店舗の店頭に立ってフル稼働していますよ。