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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

被災地復興支援を事業化
ECサイトで持続可能に

 
 
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水野 自分たちで起こしたアクションが後輩に引き継がれているのは嬉しいことですね。コーガー代表と副代表は今も大学生だとうかがっています。被災地ではどのような活動を行っているのでしょう。
 
コーガー 自助ワークショップと呼んでいる活動では、現地の方々にお会いして震災当時のお話を聞いたり災害への備えの重要性を学んだりして、それを東京に持ち帰ってからさまざまな形で発信することで、防災意識の向上につなげようとしています。また、若者トークと名付けて、現地の復興支援に関心を持つ若い世代の方たちと交流し、これから仲間として連携していけるコミュニティづくりにも取り組んでいますよ。
 
水野 復興支援というと、ボランティアやNPOのような非営利の公益活動じゃないといけないかのような見方があります。でも、REVIVE & SURVIVEさんの場合は一方でECサイトの運営もされていて、普通に事業としてやっていこうという姿勢が目を引きますよ。
 
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コーガー 私たちも初めはNPOか慈善団体のように見られていました。収益を求めないスタイルもいいと思います。しかし、私たちの役割としては、自分たちの利益も出しながら、現地の方と連携した事業を継続していくことです。諸団体と役割分担のようなイメージですね。重要なのは、現地の生産者さんや事業主の方の経済活動の自立につなげるための活動です。ECサイトでの連携など常に新しい試みをしていきます。
 
水野 とても頼もしいお考えです。ぜひ実現してほしいですよ。最後に、今後のビジョンについて教えてください。
 
コーガー 学生の中には就活のアピール材料にするつもりで被災地のボランティアに参加する人もいます。私たちはそういう一時的な関わり方ではなく、本気なんです。私たちに負けないくらい復興支援に対して本気の方がいたら、一緒に事業を展開してみたいですね。ECサイトのほうは南三陸だけでなく、すでに高知県や群馬県の特産品も加わっています。ゆくゆくは47都道府県に広げ、地域の自立を力強くサポートできる存在になりたいと思っています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人を助けて支援して、彼らの成長を見て喜びたいです。人を支援することが、私にとって大事で楽しいと思っています。
(コーガー大雅)
 

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