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船中 はい。2023年に米原へ移住したことをきっかけに、古い建物を改修して店舗を構えました。それと同時に、新規事業として子ども靴を扱うフナナカ子ども靴店を同時にオープンしました。
狩野 子ども靴の専門店を運営しようと思われたのはなぜしょう?
船中 最近では「足育」という概念が広がってきており、幼少期に正しい靴を履いているかどうかが、足裏の発育や骨格形成、脳の発達にまで影響を及ぼすと言われています。ただ靴屋をやっている私でも、自分の子どもたちの足をチェックするのは難しいと感じていました。そこで、子ども靴の販売を通して子どもたちの足の発育をサポートして、地域の皆さまにも貢献できるのではないかと考えて、新しく子ども靴の販売に取り組み始めました。開店以来、周辺地域の方はもちろんですが、かなり遠方からもご来店いただいいております。
狩野 まさか子どもの靴が、骨格だけではなく脳の発育にまで影響があるなんて! 私にも5人子どもがいますが、子どもはすぐ成長して靴のサイズが変わるので、大きめのサイズを履かせたりお下がりを与えたりしていました。そういうケースもまだまだ多いと思いますが?
狩野 なるほど。おもしろい考えです。身体が成長し続ける子どものうちは、ソフト面だけではなくハード面をしっかり整えることが大切。そのためにも子どもの足に適した動きやすい靴を履いて、外で元気に走り回って身体をつくることが、結果として子ども自身の成長につながるということですね。