畑山　古本社長が思い描く、これからの展望についても教えてください。
 
古本　若い世代のスタッフの採用と人材育成に力を入れていきたいです。冷凍機の修理やメンテナンスに特化したこの仕事は、なかなかニッチな業種ですからね。機械の整備というと、どうしても自動車整備士などのメジャーな仕事を志す人が多く、冷凍機に関する専門的な知識や技術を持ったエンジニアは少ないんですよ。
 
畑山　なるほど。確かにニッチな仕事ではありますね。でも、先ほどの話にもあったように冷凍機が故障してしまったら死活問題になってしまうドライバーさんも多いでしょう。それに、TTC関西サービスセンターさんのような会社がなければ、そもそも冷凍が必要な食品を運べなくなってしまいますし、私たちの生活にも影響が出てしまいますから。
 
古本　おっしゃる通りです。この仕事は、緊急事態でお困りのお客様をサポートでき、ひいては日本の物流をも支えることになる、非常にやりがいのある仕事だと思います。だからこそ、若くてやる気のある方には、ぜひとも来てほしいですね。実は26歳になる私の息子の優人も弊社に入社してくれまして。現在は、経理や運営面から学んでもらっていて、ゆくゆくは現場での作業の経験も積んでもらいたいと思っているんです。
 
畑山　息子さんも加わってくれるとなると心強いでしょう。若い力が増えていけば、これからの展開も非常に楽しみになってきますね。