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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

希少な素材も惜しみなく 自分が食べたい洋菓子を
お菓子工房 あひる堂 代表 神田幸子

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 大阪市都島区にあるお菓子工房あひる堂さん。2009年に都島駅程近くに創業し、2021年1月に、京橋駅・桜ノ宮駅から約10分のこの場所に移転されたとうかがっています。雑貨店やアトリエのようなインテリアも素敵ですし、何より店内にズラリと並んだ洋菓子に目を奪われますよ。
 
神田 ありがとうございます。当店では洋菓子全般を取り扱っており、その中でも季節ごとに変わる旬のフルーツをふんだんに使ったゼリーやケーキなどの生菓子・半生菓子は、おかげさまで焼菓子とともにご好評をいただいているんですよ。
 
亀山 旬のフルーツは具体的に、どのようなものがありますか?
 
神田 今の季節なら、岡山県の蒜山から取り寄せているブルーベリーですね。実はこちら、本来は一般的に流通していないものでして。味が理想的でどうしても使いたくて、生産者さんに頼み込み、なるべくご負担がからないような形で特別に仕入れさせていただけるようになりました。収穫したての瑞々しく旨みの詰まったおいしさをそのまま味わっていただける生菓子をこの時期限定で提供しているほか、ソースなどに加工することで、旬以外の時期もこのブルーベリーを使った洋菓子を楽しんでいただけるよう工夫しています。亀山さん、よろしければ、ブルーベリーを使用した「ベリーと赤ワインのゼリー」を召し上がってみてください。
 
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亀山 喜んでいただきます! うん、甘さがしつこくなくて、おいしいです!
 
神田 4層になっており、一番下はチョコレートクリームなので、縦に食べていただくと、ジューシーなゼリーとブルーベリーの食感や酸味、チョコレートのほろ苦さが口いっぱいに広がって、また違った味わいが楽しめますよ。
 
亀山 本当だ! ブルーベリーのごろごろとした粒感も食べ応えがありますし、ブルーベリーとチョコレートの組み合わせも珍しいな。