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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

北海道の旬を姫路で 目利き店主の居酒屋
寄港地kitchen シマエナガ 代表 池田慎悟

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県姫路市の寄港地kitchen(キッチン) シマエナガさんは、木の風合いが感じられる落ち着いた雰囲気が魅力の居酒屋です。こちらでは、北海道をメインに全国の新鮮な魚介料理を提供されているそうですね。ランチメニューのホッケがとてもおいしそうですし、SNSにも本日のおすすめとしてマグロ、ヒラメ、サーモン、ホタテなどのお刺身や唐揚げ、エビフライといったさまざまなメニューが紹介されていて、どれも気になります(笑)。
 
池田 ありがとうございます。私自身が「おいしい!」と感じたものだけをご提供することにこだわっていまして。ホッケやニシン、ホタテなどは北海道から、カンパチは鹿児島から取り寄せていますし、地のものなら播磨灘の家島に伝手があるので常においしいものをご提供できます。お米も秋田で農家を営む知人にお願いして卸してもらっているんです。
 
狩野 池田代表のこだわりや思いが、提供されるメニューからも伝わってきますね。料理人の道に足を踏み入れたきっかけはなんでしょうか?
 
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池田 私は水産高校の出身で、海や魚は身近な存在でした。卒業後はフェリーの操舵手として操縦に携わっていたんです。乗組員の皆さんも魚好きな方が多くて、休日に漁師をされている方、釣りを趣味にしている方、家族が魚関係の仕事をしている方など水産業に関わっている知人・友人ばかりでした。皆で集まる時は私が調理を担当することが多く、自然と「お店を出したいな」と思うようになっていましたね。今も皆さんと親しくしていて、この時のつながりからお魚を提供いただくことも多いんですよ。
 
狩野 その時々の旬なもの、新鮮な魚介類が集まってくるネットワークをお持ちなんですね。北海道直送のホッケなど素材の良さを活かした料理の他、「とろとろチャーシュー」や「自家製ローストビーフ」といった手の込んだ料理も用意されています。個人的にはサメの軟骨を梅肉などで味付けした梅水晶が置いてあるのも嬉しいです。