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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

毎日通っても飽きない
心もお腹も満たす食事

 

食の原点として炊き立てごはんにこだわる

 
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岩崎 「ごはんが美味しいおたふく」というメッセージを打ち出されていますよね。おたふくさんでは、お米にこだわっておられるのでしょうか?
 
椎名 ええ、ごはんには徹底的にこだわっています。一般的な飲食店でコストを抑えがちな部分であるものの、当店ではお米の選定から妥協せず、実際に何種類も試食したうえで農家さんにお願いして仕入れているんですよ。品質のいいお米ですから、なおさら炊き立てに勝るものはありません。常に炊き立てを召し上がっていただきたいので、その時々の気候に応じて水分量も調整しながら、1日10回以上の頻度で炊飯しているんです。
 
岩崎 それはすごい! いつでも炊き立てのご飯を食べられるのは、本当に嬉しいことです。
 
椎名 飲食店運営において、一般的に主菜に力を入れがちです。でも、やはり食事の基本は、ごはんに味噌汁、漬物だと私は考えています。これからも手を抜くことなく、基本を追究していきたいですね。先日、新米を食べた店長が「この米をおかずにしてごはんが食べられますね」と感想を漏らしたんですよ(笑)。まさにこれだ! と思いました。
 
岩崎 想像するだけで、幸せな気持ちになります(笑)。スタッフさんも、舌の肥えた方が多そうですね。
 
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椎名 スタッフは女性が9割近いでしょうか。優秀な方ばかりであるものの、どうしても家庭や育児が優先になるので、スペックがもったいないと感じていまして。今後は、より女性が働きやすい職場づくりを目指し、ノウハウをパッケージ化して独立も応援していきたいです。店づくりとしては、今あるものをベースにしつつ独自のカラーを出した自由度の高い食堂を展開したいですね。
 
岩崎 お母さんたちの自立へのサポートは、素敵なお取り組みですね。今回、食に対するこだわりやスタッフさんへの熱い思いを通じ、目から鱗のお話をたくさんうかがえました。「私も人生でのマイナスを潰していこう」と思いを新たにできましたよ。食堂おたふくさんには、誰もが歳を重ねても通えて長く付き合えるお店であってほしいです。我が家の近所にも出店していただきたい(笑)。これからも匝瑳市のごはん処として、多くの人の心を幸福感で満たしてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
現状に満足せず、挑戦し続けることが仕事を楽しくする秘訣ですね。
(椎名宏治)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 RITA株式会社/食堂おたふく
■ RITA株式会社 〒289-2531 千葉県旭市井戸野1214
■ 食堂おたふく 〒289-2114 千葉県匝瑳市上谷中2219−2
■ 事業内容 飲食店の運営
■ 設立 2018年11月
■ 従業員数 20名
■ ホームページ https://otafuku-gohan.com/ (食堂おたふく)
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。