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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大分の医療に尽くしつつ
野球愛溢れる小説を執筆

 

大分県内の精神科医療の中核を担う存在

 
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濱中 『野球の子』のお話をうかがって、いかに大藤理事長が心を込めて筆を執られたのかがよくわかりました。医療法人同仁会 大分下郡病院の運営についても詳しく教えてください。
 
大藤 当院は、384床のベッド、グループホーム、共同住宅、保育所を有し、病院機能評価の認定を受けた県内の精神科医療の中核として、地域の皆様に最善な医療と福祉を提供しています。
 
濱中 なるほど、大分県になくてはならない病院の一つなのですね。地域有数の医療法人のトップとして、何人くらいの職員さんを統率されているのですか?
 
大藤 現在は、おおよそ300人ですね。
 
濱中 300人も! それほどたくさんの職員さんたちの指揮を執るに当たって、どういった点を大切にされているのでしょう。
 
大藤 スタッフ全員で心を一つにすることです。患者様や地域の皆様に尽くすことは当然ながら、大分県の精神科医療の発展に寄与すべく、みんなで一丸となって研鑽と努力、精進を重ねていますよ。
 
濱中 皆さんで協力し合っているんですね。素晴らしいです。では、ご自身を指揮官として歴代の阪神タイガースの監督に例えると、どのようなタイプだと思われますか(笑)。
 
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大藤 うーん、難しいですね(笑)。強いて言うなら野村克也監督でしょうか。叱ることもあればきちんと褒めることもあり、物事をじっくりと思考して行動に移すところが似ているかもしれません。
 
濱中 確かに、チームをよく観察されている点で似ていると感じます。職員さんに対して明るく真摯に向き合っておられる大藤理事長のもとには、志を同じくするお仲間がたくさん集まっているのでしょうね。
 
大藤 当院を支えてくれている一人ひとりに心から感謝しています。チーム医療を担う人材の育成や働きやすい職場づくりに努め、地域に開かれた病院として患者様のお役に立ちたいです。これからも、心のこもった医療と福祉を提供し続けていきます。
 
濱中 地元大分県の精神科医療・精神保健福祉に貢献すべく努めておられる大藤理事長。大分下郡病院を運営される多忙な日々の中、野球ファンとして小説『野球の子』を世に送り出し、野球人口を増やすためにも尽力なさっていて、その機敏なフットワークに大変驚きました。バイタリティに富んだ大藤理事長の今後のさらなるご活躍に期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事の環境を左右するのは、やはり人です。優秀なスタッフがいてくれると嬉しいですし、仕事の精度も上がり、みんなが楽しく働けますね。
(大藤崇)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 医療法人同仁会 大分下郡病院
■ 所在地 〒870-0926 大分県大分市大字下郡1410
■ 診療科目 精神科/神経科/心療内科/内科
■ 創業 1956年4月
■ 従業員数 283名
■ ホームページ http://www.oita-shimogori.or.jp/index.html
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。