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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大分の医療に尽くしつつ 野球愛溢れる小説を執筆
医療法人同仁会 大分下郡病院 理事長 大藤崇

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大分県出身。海外二十数ヶ国を訪れたのち、2年にわたりオーストラリアへ留学。帰国後、複数の病院や会社の経営に携わり、現在は(医)同仁会 大分下郡病院の理事長を務めている。大分県の精神科医療・精神保健福祉の発展に寄与する傍ら、執筆活動にも注力し、2023年に小説『野球の子』を上梓した。自身の幼少期の実体験も織り交ぜた本書は、年代を問わず野球ファン必読の一冊となっている。
 
 
 
大分県における精神科医療の発展に心を尽くす、医療法人同仁会 大分下郡病院の大藤崇理事長。同院は384床のベッドやグループホーム、共同住宅、保育所などを擁し、病院機能評価の認定を受けた医療法人として地域に貢献している。一方、大藤理事長は作家としての活動にも注力し、青春小説『野球の子』を出版した。モチーフとなっている少年時代の体験を通して溢れるほどの野球愛が伝わってくる、熱い物語だ。
 
 
 

地元大分の医療に貢献しながら趣味にも注力

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大分県大分市で医療法人同仁会 大分下郡病院を運営されている大藤理事長は、地域の精神科医療に貢献しながら、執筆活動にも熱を入れておられるそうですね。これまでの歩みが非常に気になります。ぜひ、お聞かせください。
 
大藤 私は生まれも育ちも、ここ大分市なんです。過去に海外二十数ヶ国を訪れ、オーストラリアに2年間留学してから、日本に戻って複数の病院や会社の経営に携わり、やがて当院の理事長に就任しました。執筆活動には趣味で取り組んでいまして、2023年には私自身の実体験を題材にした小説『野球の子』を出版したんですよ。
 
濱中 地元大分県の医療のために全身全霊を注ぎつつ、趣味にも精力的でいらっしゃるとは、ものすごいバイタリティです! こちらの著書には、実体験が組み込まれているとのことで、タイトルの通り野球に関連したストーリーなんですか?
 
大藤 そうです。私は小学校低学年の頃から野球が大好きでしてね。当時のさまざまな経験や熱い思いをこの一冊に込めました。