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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者と共に日常を歩む
重度訪問介護サービス

 

利用者と日常を共に楽しめる関係性を築く

 
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クリス ご自身で会社を設立しようと思われた経緯もお聞かせください。
 
徳田 これまでさまざまな事業所で働く中で、この経験を生かすことで自身でも事業所の運営をできるのではと感じるようになりました。そこで、利用者様のご要望はもちろん、介護職に携わる者の希望も叶えられる会社にしたいと思い、弊社を設立したんです。そして、福祉サービスの情報を提供している相談支援事業所などに弊社を知ってもらう活動をする中で、ご縁があって八王子エリアのお仕事を任せていただけるようになりました。
 
クリス 利用者さんと接するにあたって、気を付けていることはありますか。
 
徳田 利用者様と日常を過ごす中で、一緒に楽しむことを大切にしています。先ほども言ったように、一緒に映画を見たり、スポーツ観戦や音楽ライブに行ったりしたこともあるんですよ。一日の長い時間を共に過ごすのですから、利用者様がその時間を心から楽しめるようにしたいですし、私自身も純粋に楽しんでいます。その結果、オフの日にも利用者様から食事に誘われるなど、親しい関係性を築けることもあるんです。
 
クリス そんなに深い信頼関係を築けるとは、親しい友だちや家族のようですね! 訪問介護というと、お家での支援ばかりと思っていました。でも、利用者さんのご希望に合わせて外出することもあるんですね。
 
徳田 ええ。サポート対象外となる場合もありますけど、居宅介護、重度訪問介護の両事業ともに、外出支援が規定されています。宿泊を伴う旅行も可能です。通院や役所への手続き等を目的とした外出はもちろん、趣味のための外出も利用者様の日常の一部ですからね。
 
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クリス ニュース番組などで見る印象から、介護職は精神的にも肉体的にもつらいお仕事であるというイメージが強いと感じます。でも、徳田社長のお話を聞いているうちにイメージが変わってきました!
 
徳田 確かに、業界の問題点や事件はニュースで取り上げられるものの、こういった通常のことはあまり表に出ませんからね。だからこそ、介護の仕事には明るい部分があることも広く知られてほしいです。また、給与の面に関しても、弊社は介護スタッフに手厚い報酬を渡しています。というのも、仕事の内容としても、給与としても魅力的な仕事であることが浸透しないと、人材不足は解消されません。介護の仕事は大変なことばかりではなく、楽しいこともあります。それをもっと多くの方に知ってもらいたいですね。