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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

最先端の海外塗料も使い 理想の空間を形にする
株式会社エムズ 代表取締役 上原正人

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 栃木県出身。19歳で塗装業界に飛び込み、23歳で独立を果たす。業界歴は約四半世紀におよぶ。2014年には(株)エムズを設立し、現在、色彩による空間デザインをコンセプトに大手スーパーやオフィス、新築戸建ての塗装を手がけるほか、塗料の販売も行っている。エイジング塗装やデザイン塗装、特殊左官など、より専門的な施工にも対応。イギリス製などの海外塗料を幅広く取り揃え、先進的な塗装を実践している。
 
 
 
海外製の塗料を使用することで、夏は涼しく冬は暖かくし、光熱費の削減につなげることもできる――栃木県で他社に先駆けて海外塗料に精通した株式会社エムズ・上原正人代表取締役は、そのメリットを力強く語ってくれた。海外まで足を運ぶフットワークの軽さで、新しい情報はいち早く取り入れ、顧客に還元している。型にはまらない馬力で二級建築士を目指す上原社長は、地域貢献を念頭に置きながら次のステップに向かっている。
 
 
 

栃木県で海外塗料を扱う塗装会社

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 塗装業を手がける株式会社エムズさんは、栃木県内の海外塗料の先駆者と聞いています。社内はカラフルな色彩とユニークな塗装関連の展示物に溢れていて、アートギャラリーのようですね!
 
上原 塗料は口で説明するより目で見てもらうのが一番なので、このような演出を行いました。132色のカラーサンプルがあるイギリス製品をはじめ、ベルギーやイタリアなど生産国によって特色が異なるんですよ。
 
鶴久 塗装への強いこだわりが伝わってきます。もともと上原社長が塗装業に就いたきっかけは何だったのでしょうか。
 
上原 高校卒業後に自動車整備会社に就職したものの、どうも馴染めなくて。その後、自動車整備は辞めても手に職を付けたいという思いがあり、妻の妊娠を機に19歳で塗装業界に入りました。それから約25年、この道一筋で取り組んできましたね。
 
鶴久 塗装業が天職だったのでしょう。独立に至るまでの道のりは順調でしたか?
 
上原 いえ、山あり谷ありです(笑)。さまざまな現場で修業を積み、2005年、23歳のときに個人事業主になり、その後2014年に弊社を設立しました。現在は、大手スーパーやオフィス、新築戸建てなどの案件を幅広く受注しています。