バックノー　また、平日の10時30分から14時の間には不登校支援として、一人ひとりのペースに合わせて楽しくすごせるように工夫した多彩なプログラムを、毎日提供しています。それに加えて不登校のお子様向けに、子ども食堂も毎週定期的に開催しているんです。食事を通じて外出するきっかけができればと思い、食べたいものをリクエストできるようにしていて、テイクアウトもできます。自分が望んだものが叶うんだと感じてもらえる場になったらと思っています。
 
畑山　バックノー代表の行動力は本当に見事です。しかも、スタッフのみなさんにも恵まれているようですね。
 
バックノー　はい。個性豊かなスタッフたち、そして夫と共に、日々事業に邁進しているところです。義足のランナーだった元パラリンピック選手や、なぜか古事記を教える元英語教師など多種多様な人材が集結しています。この素晴らしいスタッフたちに私は心から感謝しています。ところで、私から畑山さんにお聞きしたいことがあるんです。畑山さんはボクシングで世界チャンピオンになることを信じていたんですよね？　いつ頃からそれを信じていたのでしょう。
 
畑山　それはボクシングを始めたときからです。もちろん親や友人には笑われました。実際、自信過剰もいいところですからね（笑）。でも、可能性を疑わず目標に向かって行動できたからチャンピオンになれたと思います。子どもたちにも、まずは自分を信じてみてほしいです！