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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

独自の英語教授法を広め 子どもの学習を支援!
合同会社AAA-グローバル 代表 バックノー文

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 兵庫県出身。高校卒業後、広島大学教育学部で音楽を専攻。卒業後は25年にわたり兵庫県内の小・中・高等学校で音楽教師として経験を積んだ。その後、夫の運営していた英語教室を手伝うために退職。独自の学習プログラムを開発して教室に導入した。現在は英語講師の養成講座の運営と、放課後等デイサービス事業を立ち上げて発達障害の子どもをサポートするなど、精力的な活動で活躍の場を広げている。
 
 
 
英語講師を養成する講座の運営と放課後等デイサービスで発達障害の子どもをサポートするために全力疾走を続けるのが、兵庫県西宮市に拠点を置く合同会社AAA(エイエイエイ)-グローバルのバックノー文代表だ。周囲のスタッフと共に、「さまざまな特性を持つ子どもたちに、できる限りの支援をしたい」と日々尽力している。注目すべきは英語力の上達に欠かせない文法を色分けで学ぶ、「coLorで英語!」という独自開発のプログラムだ。そのプログラムを活用した日々の事業と、留学斡旋など活躍の場を広げるバックノー代表の情熱に迫った。
 
 
 

自由に活動をするため教職を退く

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 合同会社AAA-グローバルのバックノー代表は、英語学習に効果のある独自のプログラムを開発し、英語講師の育成に力を注いでいるほか、「Globalな児童発達支援・放課後等デイサービス」をカナダ出身のご主人、Andrew(アンドリュー)氏と共に運営しているそうですね。まずは歩みを教えてください。
 
バックノー 私は西宮に生まれ育ち、県立西宮高等学校の音楽科を卒業しました。その後、広島大学の教育学部に進み、卒業後は25年にわたり兵庫県内の小・中・高等学校で音楽教師を続けてきたんです。経験を積んでいく中で、生徒の中にはコミュニケーションだったり、勉強が苦手だったりする発達障害のお子様や、診断基準を満たしていないけれど発達障害の傾向を持っているグレーゾーンのお子様が多いと気付きました。そういったお子様たちは、定型発達と自分を比べることで自信をなくしていき、不登校になってしまうケースもあったように感じます。その中で、何か私にできることはないかと当時から考えていました。
 
畑山 グループから外れてしまうお子さんたちを何とかしたいと思ったわけだ。
 
バックノー そんなとき、夫が公民館で英語を教えるようになったんです。次第に多くのお子様が集まるようになったため、私も自由に活動できる環境を求めて退職し、夫と共に英語教室を立ち上げました。
 
畑山 組織から離れて自分で道を切り開いていく選択をしたと。
 
バックノー ええ。教室ではネイティブな英語レッスンでお子様が楽しみながら学べる授業をしていました。でも、数年経った頃、お子様たちの伸びが頭打ちになったように感じたんです。原因を考えた結果、ネイティブの夫が話す英語を聞いて真似をするので発音は上手になるけれど、文法もしっかり教えないと、越えられない壁があるとわかってきました。