濱中　今後に向け、どのような展望を持たれていますか。
 
城谷　患者様のニーズを叶えるため、質の高い医療提供とご来院しやすい環境づくりを更新し続けていきます。課題は、やはり喘息の患者様に治療を継続していただくことです。そのためにも、患者様の生活や心情に寄り添い、ニーズに応えられる医療体制をつくっていきたいです。
 
濱中　診療時間や費用、代替医療なども踏まえたトータルアプローチが重要になってくるわけですね。
 
城谷　その通りです。先ほど、Sana Salonでは東洋医学を実践しているとご紹介しました。例えば、漢方薬は西洋医学から見ると、効果を得られる人の割合が少ないかもしれません。ですが、適した方法で活用すれば高い効果を発揮します。そういった知見も交え、一般病院で受ける治療以外の有効な方法も、必要であればお伝えしていきたいです。また、病気や薬についてご説明する際には難しい専門用語を使わず、わかりやすい言葉遣いを心がけています。
 
濱中　通院への心理的ハードルが低くなり、症状のことを安心して話せると思います。お話をうかがって、患者さんありきの姿勢がしっかりと伝わってきました。城谷院長は、「こうしなさい」と診察を押し付けるのではなく、その人に合った最善の治療を考えてくれるお医者さんなので頼もしいですよ。最後に、お仕事でやりがいを感じるのは、どんなときですか？