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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

喘息で悩む人を支える 続けやすい治療を提案
いしが城谷クリニック 院長 城谷知彦

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 兵庫県出身。和歌山県立医科大学医学部を卒業後、神戸大学医学部附属病院内科、市立加西病院内科、愛仁会高槻病院呼吸器内科などで経験を積む。やがて、義祖父や義父が院長を務めた産婦人科医院を建て直し、いしが城谷クリニックを開院した。内科・一般診療や呼吸器内科など幅広い診療に対応し、中でも喘息治療に注力している。日本呼吸器学会認定呼吸器専門医指導医。立命館大学大学院経営管理研究科(MBA)首席修了。
 
 
 
咳や呼吸困難などの苦しい症状が出る喘息。誰もが知っている病気であり、治療を受けている人も多い中、より良い治療を受けられる病院を探している人もいるだろう。その思いに応えてくれるのが、大阪府茨木市にある、いしが城谷クリニックだ。患者が治療を無理なく続けられるように時間や費用面も考慮し、ケアをしてくれる。城谷知彦院長に、開業までのいきさつや現在の治療の内容についてうかがった。
 
 
 

地域密着の姿勢を受け継いだクリニック

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 内科一般や呼吸器内科の診療を行っている、いしが城谷クリニックさん。まずは、城谷院長のこれまでの歩みを教えてください。
 
城谷 父が内科小児科医院を営んでいたので、私も自ずと医学部に進みました。医院は弟が継ぐことになったため、私は大阪の総合病院などで働いた後、当院を開院したのです。
 
濱中 この地域で開院されたのはどうしてですか?
 
城谷 この場所は、妻の父が石賀医院という産婦人科をやっておりまして。義父が高齢になったこともあり、2012年に建て直して当院を開きました。石賀医院は70年以上も地域医療に貢献してきた医院で、茨木市で石賀と言えば「あの産婦人科ね」と言われるほど有名なのです。それゆえ「いしが」の名を残しています。
 
濱中 長年地域を支えてきた産婦人科だったのですね。
 
城谷 そうなのです。建て直しの際は、旧医院の面影が残るよう外観にこだわって設計するなど、石賀医院の歴史も考慮しました。そのようなクリニックで、妻と一緒に診療を行っています。
 
濱中 ご夫婦で地域医療に取り組んでおられるのは素敵です。お父様の思い出がつまった場所で再スタートを切り、奥様も感慨深かったでしょうね。