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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

珠算とプログラミングで “考動力”を養う教室
大阪山本速算会 東寝屋川道場 代表 森本里美

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。大阪山本速算会の会長であり、そろばん教室、東寝屋川道場を経営する父のもとで育つ。学業を終えると一般企業に就職し経理に従事。やがて父のサポートをする中で、子どもたちにそろばんを指導することに充実感を得るように。父からそろばん教室を引き継ぎ、そろばんだけではなくプログラミングや書道の指導も行うなど学びの幅を広げている。
 
 
 
大阪府寝屋川市の大阪山本速算会 東寝屋川道場は、幅広い年齢の子どもたちが集うそろばん・プログラミング教室だ。代表の森本里美氏は、同教室の創立者であり大阪山本速算会の会長を務める大西信二氏の娘として現在舵取りを行っている。集中力と思考力の向上を促す指導で、地域住民から根強い人気を誇っている森本代表に、狩野恵輔さんがそろばんの可能性や今後の展望まで詳しく話をうかがった。
 
 
 

60年以上の歴史を持つそろばん教室を継承

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 本日は大阪府寝屋川市梅が丘にある、大阪山本速算会 東寝屋川道場さんにお邪魔しています。こちらは、歴史あるそろばん教室だとうかがいました。
 
森本 はい。もともと父が大学在学中に立ち上げたそろばん教室なんですよ。ですから、立ち上げからもう60年以上になりますね。父は現在大阪山本速算会の会長を務めていて、2024年1月で創立74周年を迎えました。
 
狩野 そろばん業界でも著名な方なんですね。お父様がそろばん教室を営んでいたとなると森本代表は小さい頃からそろばんを習っていらしたんですか?
 
森本 そうですね。父の影響もあり幼い頃からそろばんを習っていました。でも、実は当時はそんなに楽しいと思っていなかったんです(笑)。それで社会人一歩目は会社員として経理の仕事に従事していました。
 
狩野 そこからどのようにしてお父様から引き継がれたのかが気になります。
 
森本 当教室の先生が交代するタイミングで手伝いをしたときに、子どもたちがとても楽しそうにそろばんをおいていたことに惹かれたんです。そして父からそろばん教室を引き継ぎ、今年で27年目になります。
 
狩野 お子さんと触れ合う中で意識が変わっていったのですね。ぜひ、教室の授業日や授業時間についても教えてください。
 
森本 珠算科は火曜日、木曜日、金曜日が授業日で、15時40分~20時まで授業を行っています。