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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の経営までサポート
若手税理士が柔軟に対応

 

顧客にわかりやすく説明することにこだわる

 
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岩崎 松尾代表がお仕事をされるうえで、こだわっていることはなんでしょうか。
 
松尾 お客様に経営状況を報告するとき、できるだけ専門用語を使わず、わかりやすくお伝えすることですね。経営および税務関連の書類には複雑な計算や数値が数多く記載されていて、書類を見るだけでは内容を理解することが難しいと思うんです。ですから私は、お客様に書類上の数値がどのような意味を持つのかなどを説明し、お客様に経営および税務の状況を正しく把握してもらえるように心がけています。
 
岩崎 書類の内容についてわかりやすく説明してくれると、お客さんも嬉しいと思いますよ。私も実家が飲食店を経営していて、税理士さんに税務のサポートをしてもらっているんです。経営者である私の父は税務に関する知識が少なく、税務に関する業務はほとんど税理士さんに一任していまして。ただ、あまり頻繁に連絡を取り合う機会もないため、父は税理士さんに任せっきりにしていることに対して申し訳なく思っているようなんです。でも、世の中には私の父と同じように税務の知識がなくて、税理士さんにすべてお任せしているという方も多いのではないでしょうか。
 
松尾 そうですね。私の場合も任せっきりにされているケースはとても多いですし、珍しいことではありません。税務業務には専門的な用語も頻出するので、それらの用語の意味を理解するだけでも大変だと思います。私もその気持ちはよくわかるので、お客様に説明するときは専門的な用語はできるだけ使わずに、わかりやすい表現に言いかえるように工夫しているんです。
 
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岩崎 お客さんへの説明まで丁寧に行う税理士さんは少ないイメージがあったので、松尾代表がそれほどわかりやすさにこだわっていらっしゃると聞いて、驚きました。
 
松尾 正直なところ、税務の報告をするたびに丁寧な説明をしていると、仕事としては非効率かもしれません。でも、私はやはりお客様の役に立つ仕事をしたいという思いがあるので、これからもわかりやすい説明にこだわってお客様の事業をサポートしていきたいですね。
 
岩崎 とても寄り添った対応ですね。仕事の効率よりもお客さんの役に立つことを大事にする松尾代表の姿勢は、素晴らしいと思います!
 
松尾 むしろ個人的には丸投げ大歓迎です(笑)。逆にどんどん頼ってほしいですね。その分、お客様には本業に集中できるようにしたいと考えています。