矢部　村田代表はワンちゃんと飼い主さん、両方の目線に立てる、本当に素敵なトリマーさんです。天職であることは間違いないでしょうし、お仕事のやりがいもすごく大きいのでしょうね。
 
村田　最初は人見知りで落ち着きのなかった子も、施術を重ねるにつれてお利口さんになっていくんです。「偉い！」と褒めてあげたくなりますし、たくさんのワンちゃんと向き合うのは私にとっても大切な時間です。お預かりしたワンちゃんと、施術を通して一緒に成長させてもらっていると感じています。
 
矢部　ワンちゃんと一緒に成長･･･なんて素敵な言葉！　それはやりがいであると同時に、村田代表が目指す理想のトリマー像なのかもしれませんね。
 
村田　まさにそうです！　そして「家族の次に好かれるトリマー」でありたいとも思っています。ワンちゃんと言葉を交わすことはできないものの、「お店に行きたい」「お手入れしてもらいたい」と思ってもらいたいんです。最初はトリミング嫌いだったけど、当店に来てからは飼い主さんをグイグイ引っ張りながらお店に入ってくるようになった子も多く、私はそれがすごく自慢なんです。
 
矢部　それはトリマー冥利に尽きますね。確かにワンちゃんって、行きたがらないときはゲージから出ようとしないし、行きたいときは自分からパパッと出て行きますから、自分がどこに連れて行かれるかちゃんとわかっているんですよね。「行きたくない」どころか「行きたい」と思うような工夫や心遣いが、MARIEさんにはたくさんあるのですね。話は尽きませんが、最後に今後の目標を教えてください！