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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

水耕栽培の発芽にんにくで
障がい者の暮らしを支援

 

高賃金で障がい者の経済的自立を支援!

 
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鶴久 どちらもおいしそうですね。まさに食卓を盛り上げてくれそうな食品ばかりです。
 
足立 ありがとうございます。さらに「発芽にんにく岩塩」は、スプラウトにんにくパウダーとヒマラヤ岩塩を絶妙な割合でブレンドし、食材のコクとうまみを引き出しマイルドで奥深い味わいに仕上げてくれる万能調味料です。ちなみに製品名の「にんにくぐらし」は商標登録済みで、今後もさまざまな商品を意欲的に展開する予定です。
 
鶴久 そう言えば、先ほどおっしゃっていたように、これらの商品は就労継続支援B型事業所の利用者さんが栽培や加工をしているんですよね?
 
足立 おっしゃるとおりです。弊社の役目は障がい者のみなさんの経済的自立を支援すること。例えば弊社は5~7万5000円前後の給料を実現しているんですよ。これは全国でトップクラスの金額です。もちろん現状に満足しているわけではありません。これからもさらに賃金を上げるための体制づくりを進めます。
 
鶴久 さらに高賃金を実現できる体制づくりを進めているとは、頼もしいなぁ。業界を牽引する役割を果たしてほしいです。
 
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足立 ええ。障がい者の方々は、健常者より優れた技能を有している場合もあります。例えば弊社には1日4時間もにんにくの皮を剥く作業がありまして。利用者様の仕事への没頭力はものすごく、私にはとても真似できないことをやってのけるんですよ。このように何か一つの作業に突出した力を発揮するのが障がい者のみなさん。ですから私は、一人ひとりの能力を適正に分析して配置することを何よりも大切にしています。それが施設の運営でも地域社会とのかかわりでも重要だと考えているんですよ。
 
鶴久 ますます広がり続ける足立社長の福祉事業。将来の抱負はいかがでしょうか。
 
足立 就労継続支援A型事業所の立ち上げることを目標にしています。今後も近隣の自治体との連携を模索するなど弊社が障がい者のみなさんのセカンドプレイスになり、誰もが暮らしやすい街づくりをするために邁進します。そうして地域に新たな文化を創造することが私たちのビジョンです!
 
鶴久 障がい者の方々が生き生きと働けて、経済的にも満足できる環境があれば福祉がもっと地域に溶け込むはず。足立社長の挑戦を私も応援しています。頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
笑顔でいることです。笑顔は笑顔を引き寄せると思っているので、会社を経営するという仕事を笑顔で楽しむことを大事にしています。
(足立匠)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 ここいの株式会社/くらしの成
■ 本社 〒442-0887 愛知県豊川市明野町4-81
■ 事業内容 福祉事業/農業・食品工業/スポーツアパレル事業/人材派遣業
■ 設立 令和3年3月
■ ホームページ https://cocoino-toyokawa.com/