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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

不動産のプロとして
最高の選択肢を提案する

 

顧客の本当の要望を汲み取る不動産のプロ

 
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濱中 こちらの店舗はビルの2階にありますよね。どうして1階の路面店にしなかったのでしょうか?
 
倉田 近年は、物件の情報をネットで調べて電話やメール、店頭で相談するお客様が増えました。ですから、不動産会社が2階にあってもまったく不利にならないんです。
 
濱中 なるほど、時代の移り変わりを感じますね。ところで、支店長を経験するなど順調に出世していた倉田社長が、独立を決意した理由も気になります。
 
倉田 支店長の役割は店舗のマネジメントと社員の指導で、お客様と会話をする機会がほとんどありません。私は現場が大好きで、直接お客様に喜んでいただける仕事がしたかったので、次第に起業を考えるようになりました。そして、妻と何度も話し合いを重ねた結果、弊社を立ち上げたんです。私を応援してくれる妻と3人の子どもには心から感謝しています。
 
濱中 ご家族の声援があれば怖いものはありませんね。新たなステージに立った倉田社長の未来が楽しみです。お客さんと接する際に心がけていることはなんでしょうか?
 
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倉田 不動産の売却や購入は一生に一度の挑戦。ですから、一度ご決断をされても数日後に「やっぱりやめます」とおっしゃるお客様も多いんです。でも、その原因のほとんどは営業がお客様の本当のご要望や思いを汲み取れなかったからだと思っています。お客様の心の底にある本当の思いを知ることが抜けていると、上っ面だけの営業になってしまいます。
 
濱中 なるほど。お客様の本音を聞き出すことが欠かせないわけですね。
 
倉田 まさに濱中さんのおっしゃるとおりです。ですが、それだけではありません。どんなに条件が整った物件でも、ローンを組むことに不安を感じてネガティブな将来ばかり考えてしまい、購入を迷うお客様はいらっしゃいます。そんなとき、新たな暮らしに進む決断をうながすことも、私たちの役目だと考えています。