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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ガラス・フィルム材料の
精密加工機で未来を開拓

 

ガラス基盤の製造や新たな素材の加工に貢献

 
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濱中 今後の展望についてはどのようにお考えですか?
 
西島 2027年あたりにはガラス基盤の半導体が本格的に登場すると予想されています。実際に、半導体をさらに進化させるべく、世界中でガラス基盤技術の研究が盛んに行われていますし、設備投資なども積極的にされているんですよ。
 
濱中 なるほど。その際にM-SFCさんの優れたガラスの加工技術や製品が活かされるわけですね。
 
西島 はい、だからこそ、さらに技術力を高めていきたいと思っています。また、フィルムを使った医療用の検査システムなど、新たなテクノロジーがどんどん出てきています。そういった新たな分野でも私たちの製品を大いに活用できるのは間違いありません。
 
濱中 だとすると、M-SFCさんの製品・技術のさらなる周知活動が必要ですね。
 
西島 濱中さんのおっしゃる通りです。日夜、営業活動で全国を飛び回っています。新しい技術を伝えるのは、難しくもあり、楽しくもありますね。
 
濱中 M-SFCさんを必要としている企業や人はまだまだいると思いますよ。
 
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西島 ありがとうございます。ガラスの業界は、材料メーカーから二次加工・三次加工を行う会社まである中で、実は二次加工・三次加工を行う会社の職人が減少しているという問題があるんです。
 
濱中 職人さんがいなくなるとガラスを切れなくなって、さまざまな産業に影響が出てしまいますよね。人材不足の問題は深刻です。
 
西島 だからこそ、未来のガラス業界のためにも、レーザー加工のプログラムを開発しました。職人さんがいなくても高いレベルでガラス加工できるようにならないと、日本のガラス業界は危機に瀕すると思ったんです。
 
濱中 業界全体のことまで考えたうえでの開発・独立だったんですね。
 
西島 この業界に長年携わってきて、責任と愛着がありますからね。業界のためにも、今後も自分の持てる力をすべて使って頑張り続けます!
 
濱中 西島社長がガラス業界の未来まで見据え、強い使命感を抱いて事業を展開されていることがわかり感動しました。そんな西島社長に共感し、日夜奮闘されている従業員の方々の努力にも本当に頭が下がります。ぜひ、M-SFCさんの製品・技術を用いて、ガラス業界全体が活性化してほしいと思いました。どうか、これからも頑張ってくださいね。私も心から応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
まだまだ技術が浸透していないこともあり、誰と話しても新しい感覚があります。その知られていない技術を説明することがおもしろいですし、「こういうものができるんだ」という反応があると嬉しいですね。
(西島浩一)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社M-SFC
■ 本社 〒560-0084 大阪府豊中市新千里南町2-12-7
■ 事業内容 精密加工機製造/メンテナンスサポート/受託研究/硝子加工設備アドバイザー
■ 設立 令和4年12月
■ ホームページ https://m-sfc.com/