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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ドローンの産業利用で
先駆的役割を発揮!

 

ドローンを活用して明るい未来を

 
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原田 社会的に人口が減る中で、ドローンが担える分野が広がるのは確実だとお考えなのですね。
 
渡辺 はい。ドローンが普及して本格的に活用が始まったのが2016年ですから、まだ年月としては7年ほどしか経っておりません。これからさらに、ドローンの可能性を意義のあるものにしていきたいと考えています。クライアント様の自由なアイデアや実現したいことをヒアリングし、これまでの経験で培ってきたコネクションで幅広いニーズに対応し形となるように開発やアドバイスをする――。それによってクライアント様が新規事業を起こしていただけたら、それほど幸せなことはありません。
 
原田 素晴らしいサイクルですね。渡辺社長は、まさにドローン業界の先駆者だと思います。
 
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渡辺 ありがとうございます。テクノロジーやニーズの移り変わりは早いので、3年から5年先を見据えるようにしています。農林業と環境とのかかわりには引き続きフォーカスを当てつつ、日本の労働人口が減少している問題全般についても考えていかなくてはなりません。ドローンで環境情報をいかに取得できるかを常に模索し、空飛ぶロボットにどのような仕事をさせるか、どういったアクションを取っていくのかを考え続けていきます。
 
原田 渡辺社長のおっしゃるように、人口減少とともに労働者が少なくなってしまっているのは大きな問題ですよね。それがドローンの活躍で可能性が広がるのは、とても社会的意義のあるお仕事だと思いますよ。最後に、今後のビジョンがあればお聞かせください。
 
渡辺 今は、ほぼ私一人で仕事をしている状態ですが、いずれは社員を増やしていくと思います。同時に、協業パートナーも増やしていくことにも注力したいですね。移り変わりの早いテクノロジーの進化に対応し、クライアント様の要求に応えられるよう、いろんな形で協力できる仲間を増やしていきたいと思っています。
 
原田 渡辺社長のお話をうかがっていると、好奇心旺盛で楽しんでお仕事されていることが伝わってきました。大きな可能性を秘めたドローン業界の今後が楽しみになりましたよ。ぜひとも、この先もドローンを活用して明るい未来をつくってくださいね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私は研究者なので、ドローンを活用することで新たな発見をして、それが課題の解決につながると楽しさを感じますね。
(渡辺一生)
 
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  ■ 社名 合同会社ソラビジョン
■ 本社 〒601-1123 京都府京都市左京区静市市原町650-8
■ 事業内容 航空宇宙分野におけるロボット・センサ技術の開発及び導入支援
■ 設立 令和5年4月
■ 従業員数 2名
■ 主な取引先 NEDO/京都大学/甲南大学/株式会社ジェネシア/株式会社WordLink&Company
■ ホームページ https://soravision.co.jp/