30年以上もの経験を持つ体操競技の指導者
山田 さすがは水野さん、よくご存じですね! 当施設にある鉄棒や平均台などの設備は、すべて公式競技で用いられるものと同じ規格なんですよ。例えばこの床競技用のマットも、日本代表として活躍した元体操選手の内村航平さんが使っていたものと同等品を採用しているんです。
水野 それはすごいですね! 私も体操選手の友人がいるので、もともと体操の設備についての知識があったんです。それに、過去にスポーツ番組の企画として行われたマッスルミュージカルに出演した際にも、国際的に活躍する選手から話をうかがう機会があり、練習環境について興味を持ちまして。この施設のように、公式競技と同等の実践的な環境で練習できるのは、生徒さんも嬉しいでしょうね。これほど設備にこだわっておられるとなると、山田代表のご経験も豊富なのでは?
山田 私は1990年から体操の指導を始め、今年2024年で34年目になります。実はこの施設をつくったのは最近でして。それまでは市営の体育館を借りるなどして、教室を開いていました。